ドレッシング買いを行う

ドレッシング買い

相場取引では、その中だけで使われている様々な言葉があります。このドレッシング買いも独特の言葉もその1つです。ドレッシング買いの意味や使われ方について詳しく説明をしていきます。

ドレッシング買いの意味とは

ドレッシング買いとは、所持している金融資産(株式などの相場性のある有価証券類)の価値を高める為に、多少無理にでもその対象の買いを進めることを表現する言葉です。
例を挙げると、ある銘柄の株価を少しでも上げたいと思い、その株式に多数の買い注文を入れるような行為がそれに当たります。金融資産を専門に扱う運用機関が、決算期の前に(自社の世間的な価値を少しでも上げる為に)行うことが多いです。
しかし、相場は多少買い注文が増えた程度で動くものではありません。その為、これを行う際には、それなりの投資を覚悟する必要があり、そこまでして行うべきかとい判断が難しいところでもあります。

ドレッシング買いの由来

ドレッシング買いの由来は、その投資対象をドレッシング(着飾らせる)という意味からです。このように、ドレッシングは野菜などにかけるものではなく、ドレス(衣装)の意味の方で使っています。
このドレッシングをしたことで、周りから(人気がありそうに、価値が上がりそうに)よく見えるようにと思って行われます。

ドレッシング買いの文章・例文

例文1.月末に決まって株価が上がるのは、ドレッシング買いをされているからだろうか?
例文2.無理にドレッシング買いなんてするものじゃない
例文3.ここ数日の高値は、ドレッシング買いの影響に違いない
例文4.今の水準なら、ドレッシング買いまでは必要ないだろう
例文5.ドレッシング買いが功を奏して、来期は格付けが上がりそうだ
ドレッシング買いは、月末や決算期の前(3月末、9月末)に行われることが多いと言っていいでしょう。それは、対象の金融資産を保有している運用機関の、その翌月や来期における格付けなどに影響することがあるからです。

ドレッシング買いの類義語

ドレッシング買いの類義語は、「お化粧買い」という言葉です。意味は全く一緒で、こちらの方で使われるケースも多く、両方とも知っておいた方がいいでしょう。

ドレッシング買いまとめ

ドレッシング買いは、株式においてはそれが過ぎると、意図的に大きく相場を動かしたとして、違法行為になってしまう危険性を孕んでいます。(明確な基準がある訳ではありませんが、多少の値動き程度であれば、それには該当しません)
よって、大きな規模では行えない為、それほどの効果が出ることは稀なので、最近ではそれほど行われなくなってきています。

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