スプレッドの狭い業者を選ぼうとしている

スプレッド(Spread)

スプレッド(Spread)は、直訳すると”広がり”や”幅”という意味で、スプレー(spray)とほぼ同じ意味となります。しかし、今回は金融用語としてのスプレッドになるので、「金利差」や「価格差」となり、また投資家などの間では業者に支払う「手数料」として認識されています。
このスプレッドは、それまでも株取引など金融商品の投資でも使われる事もありましたが、飽く迄もプロ投資家や業者など一部の間だけです。日本で本格的に知れ渡るようになったのは、1990年代後半からのFXブームからで、様々な業者が参入した事で、スプレッドの狭さを顧客獲得のアピールにしたためです。

スプレッドの意味とは

金融用語としてのスプレッドですが、それでもFXや先物やオプションなど金融商品によって、多少意味合いが違うのも事実です。
最も一般的であるFXで解説すると、通貨ペアの価格差が「スプレッド」になります。最近はどこのFX業者も、スプレッドの狭さを売りにしていて、代表的な通貨ペアである米ドル/円は、”0.3銭”となる事が多いです。この0.3銭が業者の手数料となる場合が多く、FX業者が手数料無料としても、実際には取引回数が増える事に手数料収入が入る仕組みです。
仮に米ドル/円の売値が112円50.0銭だとすると、買値は112円50.3銭と表示されています。この価格差0.3銭が、スプレッドになります。基本的には一定なのですが、相場が勢いよく変動するとこのスプレッドが広かる事もしばしばあります。
よって、FX取引でスプレッド変動を気にするなら、「完全固定」を謳う業者を使うのも一つの作戦となります。しかし、この場合は通常スプレッドが広めになるので、どちらが良いかはそれぞれ一人ひとりの考え次第となります。
また、投資全般ではスプレッドを価格差だけでなく、利回り差やサヤ(鞘)と呼ばれる事から、その取引を「スプレッド取引」や「サヤ取り」とも言われています。

スプレッドの由来

売買価格差の取引をスプレッド取引やサヤ取りと呼びますが、その始まりは江戸時代まで遡ります。当時の先物相場でもある米相場では、隔月間の価格差を”差也”として、現在は”サヤ(鞘)”やスプレッドに変化していきました。

スプレッドの文章・例文

例文1.スプレッドの狭い業者を選ぶのは必須条件
例文2.投資の世界ではスプレッドが度々登場する
例文3.スプレッドが手数料になる
例文4.仮想通貨のスプレッドは広めだ
例文5.投資だけでなくどの商品にもスプレッドは存在する
金融用語や投資用語のスプレッドですが、売買価格差と理解できれば、このような例文の使い方も納得できるものです。個人間の取引なら同値でも成り立ちますが、そこに業者など第三者が介入すると価格差が発生するのです。

スプレッドの会話例

  • 質問者アイコン

    初心者にあるのが、スプレッドの広い業者を選んでしまう事だと思うんだ。
    だからそういうことにならないように…

  • 回答者アイコン

    (新入社員に投資を進めているのね。でも、それって押し付けてないかしら…)

  • 質問者アイコン

    すみませんが興味ないです。申し訳ありません。

  • 回答者アイコン

    (やっぱりそうなったか…)

新入社員に得意げに語っていたが、本人には届かなかった悲しい会話例です。

スプレッドの類義語

スプレッドの類義語には、「利鞘」「金額差」「差益」「利得」などの言葉が挙げられます。

スプレッドまとめ

私見とするなら、FX取引以外ではあまり気にする機会がないのが、スプレッドです。FX以外の取引でも、CFDなどはスプレッドの拡大や縮小も激しいですが、そもそも取引する投資家が少ないです。金融用語として使われたら価格差、FXで使われたら米ドル/円など通貨ペアの価格差で業者手数料、他の投資なら価格差でもあり取引手法の一つとなるのが「スプレッド」になります。

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