クレーマー(Claimer)

「クレーマー」とは「お店や学校などに過剰な苦情を入れる人」です。常識の範囲を超えた因縁めいた文句を入れては、店員を謝罪させて喜んだり金銭要求したり、或いは単なるストレス発散の捌け口としている悪質な行為です。これは「クレーマー」と言ってもお客や保護者であり圧倒的に立場が上なので、その絶対に崩れない上下関係を悪用した卑劣な事ですが残念ながら明確な対処法は存在しません。それでは「クレーマー」について詳しく解説をさせて頂きます。

[adstext]
[ads]

クレーマーの意味とは

「クレーマー」の意味は以下の通りとなります。
(1)商品や店員の接客態度に対して執拗に苦情を入れる人。
(2)お客や保護者といった優位的な立場で、お店や学校や役所等に理不尽な言い掛かりをする人。
(3)苦情や改善要求などを意味する「クレーム」(claim)をする人が「クレーマー」(claimer)。
クレーム」は本来「請求」という意味で、そこから取引違反に対して損賠賠償を請求したり、或いは苦情・意義という意味もあるので、こららをする人が「クレーマー」で正当な主張の一環でしたが、最近の日本では店員や学校の教職員等に因縁や難癖をつけて困らせる迷惑者を「クレーマー」と言います。特に執拗に何度も苦情を入れる人が「クレーマー」で、一度程度なら「クレーマー扱い」にはなりませんが、この辺りは対応側によって違うようです。「クレーマー」が増えるのは日本の社会構造も関係していて、お店側は「お客様は神様」という扱いを基本的に徹底しているので、店に問題がなくてもお客に文句は言えず従うしかないのです。また、「クレーム」によって金券等が貰えたり料金が無料になる事もあるので、そんなメリットが「クレーマー」をさも正当化させ過激にさせてしまうのです。また社会的にストレスを抱えている人が多く、その捌け口として弱い立場である店員に「クレーム」をつける事で発散しているのです。他にも、自分は絶対に悪くないと突然キレたり、少しの失敗も許せない余裕ない心、店員や店側に完璧を求める、学校なら我が子を溺愛して教師に過剰注文をするなど、一言で「クレーム」や「クレーマー」と言っても様々なタイプがあります。かつては、「このぐらいは仕方がない」「穏便に済ませたい」「うちが(私が)悪いかも」という日本人らしい寛容さがあったのですが、今は「絶対に相手が悪い」「許せない」「文句を言って謝罪させる」という考えの人が残念ながら多くなってしまったようです。

クレーマーの由来

「クレーマー」の由来は残念ながら不明ですが、「クレーム」(claim)に接尾辞「er」を付けて「クレーマー」(claimer)になりました。文献としては「クレーマー」はありませんが、「クレーム」は三島由紀夫の著書「鏡子の家」(1959年)などに文言が記されています。

クレーマーの文章・例文

例文1.コンビニでバイトしていた時はクレーマーの対応が嫌で仕方がなかったが、それから10年が経過してまさか自分が文句ばかりつけるクレーマーになるとは思いもしなかった。
例文2.高齢クレーマーが増えている実情には、日本の闇を感じさせる。
例文3.夜の商売や不動産屋などはクレーマー対応として、元警察官や格闘技経験者を用心棒のようにして雇う事もあるそうだ。
例文4.教師の友人は、クレーマーやモンスターペアレントの対応で鬱気味になって「睡眠薬がないと眠れない」と愚痴を零している。
例文5.某宗教団体は文句にやってきたクレーマーですらしっかり心を支配して、熱心な信者に変えてしまうのだからその洗脳力は恐ろしい限りだ。
理不尽な苦情を入れる人として「クレーマー」を使った例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

クレーマーの会話例

  • 質問者アイコン

    え、本当にそんな人がいたの?

  • 回答者アイコン

    それがいきなり顔色を変えてレジの店員に文句を言い出して、私も突然だったからびっくりして…。

  • 質問者アイコン

    どんな人だったの?

  • 回答者アイコン

    40代ぐらいの普通の男。でも、もう頭から湯気が出ていて、喧嘩腰の口調で騒ぎ…、あれは超一流のクレーマーよ。クレーム選手権があれば何度も優勝している店員泣かせね。

妻が「クレーマー」に遭遇し、その様子を夫に報告しているという会話内容です。

クレーマーの類義語

「クレーマー」の類義語には、「サイレントクレーマー」「モンスタークレーマー」「DQN」「DQN親子」などの言葉が挙げられます。

クレーマーの対義語

「クレーマー」の対義語は厳密にはありませんが、お店にとって嬉しい客は「上客」「太客」「リピーター」などの言葉が挙げられます。

クレーマーまとめ

「クレーマー」は本来は「請求(クレーム)する人」として使うのが相応しいのですが、現代の社会事情から「苦情を入れる人」「過度な苦情を何度も入れる人」として広く認知されています。そして酷くなると「キレる」「謝罪・金銭要求」とエスカレートするのも「クレーマー」の特徴です。よって「クレーマー」のタイプも様々でお店や役所や学校などを困らせる存在ですが、下手な対応をすると余計にエスカレートするので扱いが難しく関係者は頭を痛めています。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

この記事を読んでいる人に人気の記事