キュレーション

キュレーションは、今ではネット(ビジネス)用語として普及していますが、元は全く別の分野で使われていました。

キュレーションの意味とは

キュレーションとは、”選別して公開する”という意味で使われている言葉です。よく使われる実例では、「キュレーションサイト」が一番多いでしょう。
このキュレーションサイトと呼ばれるウェブサイトは、そのサイトが特化している分野の記事や情報を厳選して紹介をしてします。この選別は、サイトごとの管理者の好みに依るところが大きいと言っていいでしょう。
また、「キュレーションメディア」という使われ方もよく見掛けます。この場合、上記のようなウェブサイトをテレビや雑誌などに置き換えると分かりやすいと思います。つまり、そのメディアが好む(視聴者、読者などが求めていると思われる)情報だけを選別して載せているということになり、ウェブサイトの場合と同様に、そこに掲載されている情報だけで(該当の分野、業界の)全体像だとして捉えてしまうのは危険です。
キュレーションと名前の付くウェブサイトやメディアを利用する際には、その点に充分に気を付けてください。

キュレーションの由来

キュレーションの由来は、主に美術館や博物館などで行っている、一定のテーマに沿った展示をそう呼ぶことからきています。その際には当然作品類の選別が行われるので、ネットやビジネスでも同じような意味で使われるようになりました。
上記のような施設で、この選別を行う学芸員、鑑定士を「キュレーター」と呼んでいます。ウェブサイトやメディアで選別を行う人間も同様に、このキュレーターと表現していいでしょう。

キュレーションの文章・例文

例文1.キュレーションサイトをチェックすれば、人気の話題はすぐに見付かるよ
例文2.そのページはかなりキュレーションされているから注意が必要だ
例文3.キュレーションサイトばかり見ていると、偏った知識しか身に付かないよ
例文4.あの新聞はキュレーションメディアとして有名だと言われている
例文5.ある程度キュレーションをしないと、情報量が多過ぎて全部は載せられない
キュレーション自体は、決して悪い意味で使う言葉ではありません。ですが、実際にはその意味で使われることが多く、この言葉があるウェブサイトや各種のメディアは、情報が(悪い意味で)偏っていると思われているのが実情です。しかし、この言葉だけですぐにそうとは捉えずに、本来の”選別”という意味だけで考えてみることも必要です。

キュレーションの類義語

キュレーションの類義語は、「スクリーニング」という言葉になります。ふるいに掛けるという意味で、とてもよく似ている言葉ですが、こちらはキュレーションとは違ってまず悪い意味では使いません。
”スクリーニングした結果、これだけが残った”と言えば、よい(きちんと目的に合う)ものだけを選別したことを表します。「スクリーニングサイト」という使われ方をされる場合、キュレーションサイトとは違い、公平な目で見て厳選した記事、情報を載せているサイトだということです。(実際にどうなのかまでは分かりません)

キュレーションまとめ

キュレーションは、本来は”厳選した”という意味ながら、”偏見”を含む意味で使われてしまうことが多い言葉です。ここまで一緒に覚えておくと、実際にこの言葉を見掛けた際に、言わんとしていることが理解しやすくなるでしょう。

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