「vipper」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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vipper(びっぱー/ゔぃっぱー)

「vipper」とは「ネット掲示板・2ちゃんねるの『ニュース速報(VIP)』を頻繁に利用して独特の感覚やノリを共有する人々の総称」です。ネットスラングであり俗語なので明確な意味というよりも雰囲気などから何となく大勢が共通理解をしていて、単に2ちゃんねるを趣味として閲覧しているだけから熱心な書き込み信者、如何にも2ちゃんねるに毒されているような人々などを「vipper」としますが、その中には優秀な人が居たり本当にタメになる書き込みもあるので正に何でもありな独特な世界やその住人が「vipper」ともなります。

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vipperの意味とは

「vipper」の意味は以下の通りとなります。
 (1)インターネット掲示板「2ちゃんねる」内で最も人気が高いカテゴリー「ニュース速報(VIP)」の利用者を指すネットスラングで、明確な定義はないが頼りになる「良き相談相手」や全くダメな「無能な人」など多様な意味合いが込められている。
「vipper」は要するにネットスラングで明確な定義などはなく、使用するその人によって意味が大きく違ってきます。元々はネット掲示板「2ちゃんねる」(現在の「5ちゃんねる」)で最も人気があり書き込み数が多いカテゴリー「ニュース速報(VIP)」を頻繁に利用する人の事で、様々な話題について真偽はともかくあれこれと情報を教えてくれたり、或いは悩み・相談事に対して親身になってくれたり、又は反対に皮肉や中傷などもあり、このような事を全て総括して「vipper」と呼んでいます。また、現在は「ニュース速報(VIP)」以外のカテゴリーや全く別のサイトやSNSなどでも、「2ちゃんねる」の掲示板っぽいコメントや対応などをするネットユーザーを「vipper」として、そこには皮肉辛辣な意味が込められていますが、中には好意的や友好的な表現として使う人もいます。それでも最も多い形としては、例えばある話題でネット上が盛り上がっている時に、突如物事の本質を突いた書き込みをしたり、逆にまったく意図不明な書き込みを「あいつはvipperだから」や「お前vipperだろ」といった風に用います。

vipperの由来

「2ちゃんねる」は1999年5月30日にサービスが開始され、2004年に当時人気だった「ニュース速報板」から分離するように「ニュース速報(VIP)」が作られ、その利用者として「vipper」という言葉も誕生しました。「ニュース速報板」でまともな話題でも下品やおかしな書き込みをする利用者が多くなりその人達向けの専門場所が「ニュース速報(VIP)」なので、他のカテゴリーよりも面白くまた不快な書き込みがより集中して、それが一層人気と話題性を集める結果となりました。

vipperの文章・例文

例文1.繁華街などで一人で騒いでいるアニメキャラクターのTシャツを着た男を見ると、これが現実世界のvipperなんだと恐怖を感じる。
例文2.独身男の半数はvipperで、残り半分はvipper予備軍である。
例文3.久しぶりに再会した友人と会話をしていたら時々自然に「キボンヌ」や「ワロタ」と口にして、やっぱりvipperになったんだと安心した。
例文4.まったくモテない人生で仕事もうまくいかず、そんな俺を温かく迎え入れてそして絶望の淵に叩き落してくれたのがvipperの連中だ。
例文5.今の時代は総理や政府関係者も夜な夜なvipperの発言をチェックしているとかいないとかと言われている。
「vipper」を使った例文となります。

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vipperの会話例

  • 子供の頃は将来真剣にvipperにないたいと思っていたんだよ。

  • 良かったじゃない、夢が叶って。

  • 俺はvipperじゃないって。掲示板やまとめサイトに書き込むのだって、週に数回ぐらいだし、後は暇つぶしで眺めているぐらいだよ。

  • それが典型的なvipperじゃない。

「vipper」である事に自覚がない男性という内容です。

vipperの類義語

「vipper」の類義語には同様の2ちゃんねる利用者である「なんj」「VIP」「住人」「ニート」「引き籠り」「2ちゃんねらー」「ねらー」などの言葉が挙げられます。

vipperの対義語

「vipper」の対義語はありません。補足として「インターネット」の対義語は「リアル」「現実」、「掲示板」の対義語は「メール」「電子メール」になります。

vipperまとめ

ネット掲示板「2ちゃんねる」から誕生したネットスラングで、様々な話題などに対して自由気ままに好き勝手な意見を述べる人が「vipper」となります。その中には有意義なものもありますが多くは無意味な書き込みとなり、それが逆に利用者には見ず知らずの他人と交流をする最高の暇つぶしとなって、一時期はネット世界を語る上で欠かせられない存在として影響力を誇っていました。

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