「ROE」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ROE(Return On Equity)

株取引の経験者なら、投資マニュアル本などに確実に記載されているのが「ROE」ですよね。投資用語であり、この割合が高いほど利益率が高い優れた企業となります。その反面、この数値だけを鵜呑みにすると株投資で失敗をしたりするのですが、そうなる理由なども含めて詳しく解説をしていきます。

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ROEの意味とは

「ROE」の意味は以下の通りとなります。
(1)正式名称「Return On Equity」の略で、日本語訳「自己資本利益率」「自己資本比率」や「株主資本利益率」「株主資本比率」。
(2)投資用語であり証券用語で、企業の自己資本に対する当期純利益の割合。
(3)株主資本や純資産に対しての収益性を示す指標となり、数値が高いほど収益性も高い優れた企業と判断できる。目安として5%以上が望まれ、10%を超えると優良企業と認定される。
(4)企業の財務状況や安全性を図る指標で、自己資本が高いと負債も少ないので倒産の可能性も低く、優れた投資先となる可能性が高い。

「ROE」の計算式は、当期純利益÷(純資産−新株予約権−粗油数株主持分)×100、または、1株あたりの利益÷1株あたりの株主資本で求められます。この計算結果で10%を超えると日本を代表すると言っても過言ではない優良企業となります。自己資本利益率が高いのは、効率よく稼げる企業と判断できるので、結果としてさらに出資や株主が集まる好循環です。近年はネット証券なども普及し、誰もが簡単に企業の株価や「ROE」が調べられ投資しやすい環境が整っているにも関わらず、今一つ庶民の投資熱が冷めている実情もあります。そこには、景気が悪いなども単純な理由ではあるが、実は「ROE」を良い数値にするカラクリも存在する。その一例として、本来は経営状態が悪いにも関わらず、自社株買いなどを積極的に行い負債を増やしても自己資本を減らすと、計算上では「ROE」が上昇し昨年よりも業績が良くなったと錯覚させる事ができる。

ROEの由来

「ROE」について、誰が編み出しいつ頃から導入されたか等の詳細は不明ですが、日本では1954年に具体的な目標として金融機関は10%以上を目指す様に求められた。しかし、日本の金融機関の自己資本率は低下を続け、1986年には計算式である分母が総資産に変更され、目標値を4%とする現実的な路線へと変わった。欧米では1970年代になると、金融自由化を懸念し「ROE」の規制が強化されるようになり、現在に至る。

ROEの文章・例文

例文1.ROEとは、自己資本利益率や株主資本利益率の事で、この数値が高いほど健全な企業で投資先に値する。
例文2.ROEを学ぶのは、株投資の基本的なことだ。
例文3.ROEが一般的には8%以上の企業は、収益性が高い企業は判断できる。
例文4.株取引にハマる父は、夜な夜な有名企業のROEを調べて、一儲けしようと企んでいる。
例文5.誰もが簡単にROEを調べられるが、それで全員が儲からないのが株取引だ。ROEを過剰に信用するのは禁物のようだ。

「ROE」の解説文章、代表的な使い方の例文となります。

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ROEの会話例

  • 最近、証券会社に口座を開設して、株取引に嵌まっているそうですね?

  • そうよ! これからは給料も上がらないし、日本経済も先細り。それなら大事な貯金を眠らせるよりも、海外も含めて積極的に投資で運用しないとね。

  • あまり難しく考えずに、アメリカのアップルやグーグルに投資すればいいんじゃないですか?

  • これだから、素人は何も分かっていない。いい、きちんとROEとか調べるのが投資なの。ROEは自己資本利益率や株主資本利益率の事だから、覚えておいた方がいいわよ。

最近、株投資を始めた女性が強気になり、「ROE」を知らない男性に解説をしています。

ROEの類義語

「ROE」の類義語には、「ROA」「ROI」などの言葉が挙げられます。

ROEまとめ

「ROE」は自己資本利益率や株主資本利益率を指す、証券用語や投資用語となります。この数値が高いほど健全性も高いと評価でき、一般的には優れた投資先と見られる。しかし、単純に数値だけで判断できるほど甘い物でもなく、資本が少ない企業なら業績が悪くても「ROE」を良く見せる方法があるので、鵜呑みに信用してはいけない注意すべき指標とも言える。

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