「GDP」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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GDP(Gross Domestic Product)

国内総生産とも呼ばれるこの言葉、2019年10~12月のGDP速報値が5四半期ぶりにマイナスへ成長していることから、景気後退を危惧する声もあります。
GDPデータが市場予想とは大きく下回ったこともあり、日経平均にも影響がでました。そんなGDPの意味について詳しく見てみましょう。

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GDPの意味とは

GDPとは、国内で一定期間において生産されたものや付加価値の総計した金額であり、国内総生産と言われます。国がもうけた金額がこのGDPという数値に直接反映されているのです。

GDPの由来

日本において、GDPをの大半を占めているのは、日本で暮らす人々が日常的に行っている「消費」と国内にある企業が行っている「投資」の合計金額である「民需」です。
政府が使ったお金「政府支出」と「貿易収入」それに民需を加えた金額がGDPとなります。

GDPの文章・例文

例文1.GDPが下がっているということは景気が後退しているということを示唆する。
例文2.GDPの下がり値は2014年の下がり値に次いでいる。
例文3.GDPが市場予想よりも大きく下がったことで、日経平均にも影響が出た。
例文4.国の力を表しているともいえるGDPの値には関心をよせている。
例文5.GDPがうなぎのぼりになっている国は、景気が良い。
経済界にとって、この値の変動が及ぼす影響は多岐にわたります。

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GDPの会話例

  • 今朝のニュース見た?GDP下がったって。確かに景気がいいって話はどこからも聞かないもんな。

  • 消費税を増税したことで、家計はさらに冷え込んでしまっているし、駆け込み需要もそこまで大きな利益にならなかったものね。

  • 農作物は暖冬によってどうなるか不安だし、新型コロナウイルスの影響もあって…って今期のほうがまずい?

  • 可能性は大いになるわね。今後の動向が気になるわ。

GDPは今までの経済動向の総集のようなものです。

GDPの類義語

GDPの類義語として、そのままの金額を算出した「名目GDP」や対象となる期間のGDPを同時期の貨幣価値に換算することによって正確な成長率が測定される「実質GDP」があります。

GDPまとめ

国内総生産とも呼ばれるこの指標ですが、2019年10~12月のGDP速報値が物価変動の影響を除く実質で前期比が1.6%減少しており、年率換算においては6.3%減となりマイナス成長に転じました。
年率でのマイナス幅は2014年4~6月期(7.4%)減以来の大きさとなり、今後の日本の経済に対する先行きが不安になってきます。今期はとくに、「新型コロナウイルス」による経済影響も懸念されており、今後の動向に注目です。

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