「finsta」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

finsta(フィンスタ)

｢finsta｣とは｢偽者を意味する”fake”の”f”とInstagram(インスタグラム)を合わせた造語で、本来のアカウントとは別の秘密アカウントや匿名アカウント｣です。誰しも表の顔と裏の顔があるように、SNSもメインで使うものとサブや裏で使うアカウントを使い分けるのが若者の間では当たり前となっています。今回はインスタグラムのサブや裏アカウント｢finsta｣の解説となります。

finstaの意味とは

｢finsta｣の意味は以下の通りとなります。
　(1)｢偽物｣を意味する｢fake｣とSNS｢Instagram｣を合わせたアメリカ発の造語となるネットスラングで、インスタグラムの裏アカウントやサブアカウントの呼び名。
　(2)主にアメリカの女子大生や日本のZ世代が好んで使うインスタグラムのフェイクアカウントの事で、秘密画像や悪口･文句などを投稿する目的で用いる。
｢finsta｣は｢偽｣｢偽物｣｢捏造｣などを意味する｢fake｣と、画像や動画を投稿するSNS｢Instagram｣を合わせた造語で｢フィンスタ｣と呼びます。その名の通り偽のインスタグラムアカウント｢finsta｣の主な目的は家族や友人に公開したらマズイ内容を投稿するので、多くの人は偽名を使ったりして周囲から発覚をしないようにしています。所謂、本垢(本来･本名のアカウント)では無理な内容を敢えて投稿する事でストレス発散や秘密裏の楽しみとして機能し、若い世代では本垢と裏垢｢finsta｣を用途別に使い分けるのが半ば常識となっています。これに対して本名で堂々と公開しているインスタグラムの本垢は、本物や通常版である事から｢real｣や｢regular｣を合わせて｢rinsta｣(リンスタ)と呼ばれます。

finstaの由来

アップルが運営するアメリカなどの｢App Store｣にインスタグラムのアプリが登場したのが2010年10月、その後日本では2014年2月に日本語アカウントが開設され、｢finsta｣という言葉がアメリカなどのSNS上に登場し始めるのは2015年頃からです。

finstaの文章・例文

例文1.役場務めの妻が複数のfinstaを駆使して浮気を繰り返していると知ってショックを受けた。
例文2.今では教師から坊主に大臣まで裏垢のfinstaと本垢を使い分け、本垢ではお上品に行儀良く振る舞い、裏垢ではそれこそ人間の心を持ち合わせていない悪魔のように本音の暴言を吐きまくるそれは恐ろしい世界だ。
例文3.女子アナや女優が私服姿やすっぴんをインスタグラムで披露して絶賛をもらうのは伝統芸のようだが、どうせfinstaでは野球選手やIT社長とやり取りをしていると思うと、世の中は絶対に金が全てだと思い知らされる。
例文4.友人はfinstaを削除してこれからは本垢だけ使用すると、Twitterの裏垢で宣言して草生えた。
例文5.裏表がなく本音をぶつけると思っていたアメリカ人ですらfinstaを使っているのだから、村社会の日本ならSNSで裏垢は絶対に必須なのだろう。
｢finsta｣を使った例文となります。

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finstaの会話例

• 

  そう言えば、最近インスタグラムをまったく更新しないよね？
• 

  それは仕事も忙しくて残業も多いから、そんなに投稿ばっかりできないじゃない？ それに少しSNSにはもう飽きたかな？
• 

  本当？ そう言って油断させて、finstaでは凄く更新されていたら笑うよ。
• 

  そう言うなら、私の裏垢を探せるものなら探してみなさいよ。

最近めっきりインスタグラムを更新しなくなった知人女性に｢finsta｣を使っていると疑いを向ける会話内容です。

finstaの類義語

｢finsta｣の類義語には｢裏垢｣｢裏アカウント｣｢サブ垢｣｢副垢｣｢ヲタク垢｣などの言葉が挙げられます。

finstaの対義語

｢finsta｣の対義語には｢本垢｣｢本アカウント｣｢rinsta｣などの言葉が挙げられます。

finstaまとめ

若者やZ世代に欠かせられないSNSのインスタグラムにおいて、普段本名などで使うアカウントとは別に秘密めいた使い道となるのが｢finsta｣です。偽物を意味する｢fake｣の頭文字｢f｣と｢インスタグラム｣の｢Insta｣を合わせた造語で、メインのアカウントではアップできない画像や動画や本心などを書き込むストレス発散的な目的から使用されますが、存在がバレてしまいトラブルに発展するケースもあるので利用するなら注意が必要です。