「鹿を指して馬と為す」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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鹿を指して馬と為す(しかをさしてうまとなす)

「鹿を指して馬と為す」とは「権力者が鹿を馬と偽った事から、間違いでも無理に押し通したり騙して陥れる喩え」です。立場の強い人が弱者を助けるのは理想で、古今東西を問わず横暴で嫌な人は溢れていたのでしょう。そんな人の嫌な部分が垣間見れる諺が「鹿を指して馬と為す」です。

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鹿を指して馬と為すの意味とは

「鹿を指して馬と為す」の意味は以下の通りとなります。
 (1)人を威圧して間違いを押し通す喩え。
 (2)人を騙して陥れる喩え。
 (3)鹿を馬と偽り皇帝に献上した事から転じて、間違いや理不尽を強引に押し通す事。
「鹿を指して馬と為す」は間違いや誤魔化しを押し通す喩えです。厳密には権力者が力によって半ば強引に押し通してしまうので、そこから理不尽さや不条理への反発として弱者側が用いる言葉という側面が強くなります。古代中国の歴史書「史記」によると、王朝・秦の権力者・趙高(ちょうこう)は自分の力を試そうと本当は鹿なのに馬と偽って皇帝に献上した事から、相手を威圧したり権力を振りかざして間違いを押し通す喩えになります。

鹿を指して馬と為すの由来

「鹿を指して馬と為す」の由来は古代中国・前漢時代の歴史書「史記」になります。

鹿を指して馬と為すの文章・例文

例文1.担任教師は成績悪い生徒を明らかに毛嫌いし、時には鹿を指して馬と為すを平然と行う人の心すら持ち合わせない怪物のような男だ。
例文2.与党は公文書を改ざんしても自浄作用は一切働かず、それどころか批判すれば反日とレッテルを貼り付ける鹿を指して馬と為す集団である。
例文3.一体どのように育つと心が歪み、鹿を指して馬と為すような事を平然と出来るのか問い質してみたいものだ。
例文4.コロナやワクチンやマスクを批判すれば盲目的に鹿を指して馬と為すような集団から狂人扱いをされる。
例文5.大勢が力を振りかざし、鹿を指して馬と為すのがまかり通る社会にだけはなってはならない。
「鹿を指して馬と為す」を使った例文となります。

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鹿を指して馬と為すの会話例

  • 社会は成熟して便利や快適になっているはずなのに、なんか住み難いというか息苦しくなっていない?

  • うーん、便利過ぎて他人との交流は完全に減少している気がするわね。相手を信用できないからスマホを頼りにする…。言っている事はちょっと違うかな?

  • いや合っているよ。だって街中で丁寧に話しかけてくる人って、セミナーやマルチ商法の勧誘ばかりだもの。そんな鹿を指して馬と為すを企むような人が多いと、他人は不信感の塊でしかない。

  • でもネットも胡散臭い連中が金持ち自慢しているものばかりなのよね。「私は成功しました」「私は金持ちです」「私はドバイにいます」を何度も目にすると、そんなに人に自慢してどうしたいのと訊いてみたい。

街中やネットに溢れる胡散臭い人についての会話となります。

鹿を指して馬と為すの類義語

「鹿を指して馬と為す」の類義語には、「馬を牛と言う」「鷺を烏」「朝三暮四」「鷺を烏と言いくるめる」「雪を墨」などの言葉が挙げられます。

鹿を指して馬と為すの対義語

「鹿を指して馬と為す」の対義語はありません。比較的に反対の意味となるのは「非を認める」「誠実」「責めを負う」などになります。

鹿を指して馬と為すまとめ

「鹿を指して馬と為す」は権力によって間違いを無理やりに通す事や、人を騙して陥れる事です。人の心があるならそんな事はしないものですが、権力者というのは自らの力を誇示したいので、相手を威圧や脅威を与えて「鹿を馬」や「鷺を烏」や「白を黒」としたくなるのでしょう。

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