「飛膜」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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飛膜(ひまく)

「飛膜」とは「コウモリなどの脊椎動物が空を飛ぶ際に広げた翼にある特殊な皮膚の膜」です。人間の皮膚も少しは伸びますが、コウモリなどの翼の皮膚はまた特別に進化し、まるで布のように広がって風を受け止める事で飛行を可能にしています。ですから胸肉と翼を上下させて飛行する鳥とは全く異なります。

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飛膜の意味とは

「飛膜」の意味は以下の通りとなります。
 (1)コウモリなどの脊椎動物の翼にある滑空や飛行をする際に使う皮膚の膜。
 (2)鳥以外のコウモリやムササビといった脊椎動物が飛行する為に使う膜を張った特殊化した皮膚の部分。
同じように空を飛ぶ動物でも鳥とコウモリには大きな違いがあり、鳥は「卵生」なので卵が体外に産卵されますが、コウモリは哺乳類の胎生なので人間などと同様に乳を与え育てます。このような違いは飛行にもあり鳥の場合は羽毛に覆われた翼を広げて飛びますが、コウモリは「飛膜」という皮膚の膜でできた翼を動かして飛びます。また、鳥の翼は前肢から発達した形ですが、「飛膜」の場合は前肢から後肢にかけて1枚の布が繋がっているような状態で、皮膚なので伸び縮みしてとても柔らかいです。さらに飛行距離にも大きな違いがあり、鳥の場合は種類にもよりますが渡り鳥として有名なオオソリハシシギは11日間も不眠不休で1万2000キロ以上を飛行した記録があるのに対し、コウモリなどは一度の飛行で平均数十メートルで最大でも数百メートルとなります。このような点からも哺乳類が空と飛ぶ為に長い年月をかけて環境に適応させるように皮膚を変形させたのが「飛膜」で、鳥の翼は最初から空を飛ぶ為に備わっていて発達した胸筋もそれを物語っています。

飛膜の由来

「飛膜」の由来は残念ながら不明ですが、一説によると1億6000万年前に栄えていた恐竜の一部には「飛膜」があったとされています。2019年に中国で発見された恐竜の新種化石から「飛膜」が確認されたことから、当時は大きな話題を集めました。

飛膜の文章・例文

例文1.オーストラリアなどには体長1m以上の巨大コウモリもいるので、翼を広げたら飛膜も相当大きくて目の当たりにしたら腰を抜かしそうだ。
例文2.ゲテモノ食いなタレントがコウモリの飛膜がいちばん美味いと、喜んで食べていた。
例文3.飛膜での空を飛ぶのは、滑空という表現が相応しいだろう。
例文4.近所に住む動物マニアは中でもコウモリやムササビが大好きで、彼曰く飛膜は神秘的でこの世の奇跡が凝縮されているそうだ。
例文5.飛膜を大きく広げて飛ぶ姿は確かに迫力があるが、近くで見たら不気味だろう。
「飛膜」を使った例文となります。

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飛膜の会話例

  • ペットが欲しいって言うから、こっちは犬か猫だと思うじゃない?

  • そんな事をいつ言ったのよ。あなたが勝手に判断するのはエゴよ。私はコウモリが欲しいし、飼いたいの!

  • コウモリなんてダメに決まっているだろ。常識で考えろよ。

  • どうしてよ。コウモリが飛膜を広げる姿はとても可愛いのよ。あなたが好きな柴犬よりもずっとね。

コウモリをペットで飼いたいと言い出す妻に呆れる夫という内容です。

飛膜の類義語

「飛膜」の類義語には「翼膜」「外套膜」「粘膜」「細胞膜」「皮膜」などの言葉が挙げられます。

飛膜の対義語

「飛膜」の対義語はありません。補足として「飛ぶ」の対義語は「落下」「落ちる」、「薄膜」の対義語は「厚膜」となります。

飛膜まとめ

コウモリやムササビなどの動物が飛ぶ際に前肢と後肢を広げた体に備わる特殊な皮膚の膜が「飛膜」です。この「飛膜」によって風を受け止め滑空するように飛んでいます。鳥の翼とはまた違った構造であり、またコウモリなどは哺乳類に属するので「飛膜」があると考えられています。

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