「雀百まで踊り忘れず」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)

「雀百まで踊り忘れず」とは「小さい頃の習性は、年を重ねても変わることがない」という意味です。大人になった今でも、子供の時からやっていた癖が今でも出てしまっているな、と感じたことはないでしょうか。「昔から貧乏ゆすりをしている」「自分の知り合いがいくら怒られても浮気をしているから次もするはず」「いまだにおじいちゃんはネクタイをした格好をする」と言った人間性が変わらない行動を起こした時などに利用できる言葉が「雀百まで踊り忘れず」です。今回はこの「雀百まで踊り忘れず」について解説を行います。

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雀百まで踊り忘れずの意味とは

「雀百まで踊り忘れず」とは「小さい頃の習性は、年を重ねても変わることがない」という意味です。生き物には習性があるように、人間でも大人になった時に抜けていない癖はあります。人によって様々ですが、「困っている人を見過ごせない」「嘘をつくと手を強く握っている」など人によって昔からしてしまう癖があると思います。そういった時に「雀百まで踊り忘れず」と使えます。他にも、「あの人は昔から女性の後を追っている」といった。その人の人間性や、性格が今後も変わらないと思われる時にも「雀百まで踊り忘れずだからあの人は治らないだろう」といった時にも使えます。

雀百まで踊り忘れずの由来

スズメは飛び跳ねながら地面では移動を行います。日本の伝統芸能にも同じように飛び跳ねながらリズムよく動く運動がある。その伝統芸能の動きと、スズメの動きを重ねてみた時にスズメが踊っているように見えたとされています。そしてスズメは、幾つ年を重ねようとも飛び跳ねて移動する動きは変わらないです。そこから「小さい時の習慣は、大きくなっても忘れずらい」ことを意味し「雀百まで踊り忘れず」と言われています。昔は「踊り」という言葉から、遊び歩いている人や浮気をする人に対して使われることが多かったです。ですが、今は若い時に身に着けたものに対して広く使われるようになっています。

雀百まで踊り忘れずの文章・例文

例文1.一度浮気して復縁した二人だけど、また夫が浮気したんだって、雀百まで踊り忘れずだからね。
例文2.あなたは昔から忙しなくて見てて心配になるの、雀百まで踊り忘れずっていうくらいだから今から直していきなさい。
例文3.雀百まで踊り忘れずというからあの人の浪費癖は治らないんだろう。
例文4.昔から注意される確認不足を無くそう。雀百まで踊り忘れず、思うだけだとまた癖出ちゃうから、直すためにやることリストを作ろう。
例文5.雀百まで踊り忘れずだから、その人の人間性は変わらないだろうね。
様々な「雀(すずめ)百まで踊り忘れず」についての例文となります。

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雀百まで踊り忘れずの会話例

  • 社会人になって人の食べ方とか気になるようになったな。

  • 昔から綺麗に食べるように教育されてたの?

  • うん、だいぶ厳しかった。だからこそ今こうやってほかの人に教えれるのかもね。

  • まさに、雀百まで踊り忘れずね。

食事風景で人の食べ方が気になる人の会話。

雀百まで踊り忘れずの類義語

「雀百まで踊り忘れず」の類義語には、「三つ子の魂百まで」「頭禿げても浮気はやまぬ」などの言葉が挙げられます。

雀百まで踊り忘れずの対義語

「雀百まで踊り忘れず」の対義語には、「鳥の三足」などの言葉が挙げられます。

雀百まで踊り忘れずまとめ

自分が気付かないような癖は多数持っていると思います。誰か仲のいい友人に、自分の癖を聞いてみたら全く知らなかった癖が見つかるかもしれません。そんな時、その癖が治した方がいい癖だと思ったら「雀百まで踊り忘れずだから、気をつけよう」と自分で意識することも大事です。使うタイミングは多いと思うので、利用できる際は積極的に使ってもいいと思います。今回はそんな「雀百まで踊り忘れず」について解説を行いました。

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