「銀ブラ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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銀ブラ(ぎんぶら)

「銀ブラ」とは「東京銀座をぶらぶら散策する事と、その銀座でブラジルコーヒーを飲む事」です。一般的には「銀ブラ」=「銀座のウィンドウショッピング」や「銀座をぶらぶら歩く」になりますが、実は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」という説まであるのです。そんな「銀ブラ」についての解説となります。

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銀ブラの意味とは

「銀ブラ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)大正時代の流行語であり俗語や略語で、東京銀座の街をぶらぶらとウィンドウショッピングをしたり散歩する事。又は銀座通りを散歩する事。
 (2)大正時代を発祥とする東京銀座のカフェでブラジルコーヒーを飲む行為であり、その略語。
”銀”は「東京都中央区の地名である”銀座”の略」、”ブラ”は「ぶらぶらと散歩するの略」「ぶらぶらと歩くの略」「ブラジルコーヒーの略」で、元々は東京銀座をぶらぶらと歩いたりするのが「銀ブラ」です。これまでは「銀ブラ」といえばこの意味が広く知られていましたが、もう一つ新たに「銀座でブラジルコーヒーを飲む」という説も登場して世間の関心を集める事になりました。そもそもは大正時代に流行語となったのが所謂、銀座をぶらぶらとウィンドウショッピングをしたりと楽しむ「銀ブラ」で、それがそのまま現代まで広く定着をしていたのですが、2018年11月10日に放送されたクイズ番組「世界ふしぎ発見」(TBS)では「銀座でブラジルコーヒーを飲む」という説もあると紹介し、世間に大きな反響を呼んだのです。その内容では銀座の老舗「カフェーパウリスタ」のブラジルコーヒーを飲むのは当時の有名な作家など著名人が好んでしていた事から、徐々に「銀ブラ」と略されるようになって世間に浸透していったそうです。よって、現代では確認のしようがありませんが、「銀ブラ」とは「銀座をぶらぶらする」と「銀座のブラジルコーヒー」の2つの意味があると認識すれば間違いないでしょう。

銀ブラの由来

「銀ブラ」は銀座をぶらぶら歩く事として大正時代の初期である1910年代に登場した言葉とされています。当時も銀座は特別な商業都市として発展をしていて、買物などで銀座を訪れ通りを歩くのは一種のステータスだったのです。文献でも1918年に発表された国語辞書「新らしい言葉の字引」に文言が記されていますが、もう一つの説である「銀座のブラジルコーヒー」は喫茶店「カフェーパウリスタ」が1911年に開業した事から「銀座をぶらぶらする」よりも早くブラジルコーヒーが提供されたとして信ぴょう性を高めています。

銀ブラの文章・例文

例文1.週末に妻と銀ブラをしていたら、社内の浮気相手とばったり遭遇してしまい何とも言えない緊張感を持ちながら紹介し合うやり取りがあり、双方にまた新しいプレゼントを購入して機嫌を取る事になりそうだ。
例文2.正直なところ、銀ブラを銀座で飲むブラジルコーヒーとするのは無理があり、まるでコーヒーチェーンが仕掛けた誘導や作戦に思えてならない。
例文3.銀ブラのウインドショッピングは無料なのに対し、銀ブラで飲むコーヒーは1杯1000円は覚悟するべきだが、クレジット払いなのであまり気にしない。
例文4.楽しみにしていた人生初の銀ブラだったが、怖い人に絡まれるわ財布とスマホも盗まれるで散々な結果となった。
例文5.東京生活に憧れ、どうせなら銀ブラを気軽にできる中央区界隈に無理して住み始めたが家賃があまりにも高く日常生活も不便で、1年もしない内に千葉県へ引っ越した。
「銀ブラ」を使った例文となります。

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銀ブラの会話例

  • 昨日は何していたかって? それは久しぶりの休日だから、銀ブラをしたよ。そっちは?

  • 奇遇ですね。私も銀ブラをしていたんですよ。

  • 本当に銀ブラ? 俺のは、銀座に行ったつもりで自宅でブラジルコーヒーを飲む事だよ。

  • それで銀ブラって、冗談はやめてくださいよ。私は本当に銀座をぶらぶらしていました。

職場での同僚同士の会話内容です。互いに休日を銀ブラで過ごしたと言い合っています。

銀ブラの類義語

「銀ブラ」の類義語には「散歩」「散策」「街ブラ」「足任せ」「遊歩」「彷徨う」などの言葉が挙げられます。

銀ブラの対義語

「銀ブラ」の対義語はありません。補足として「ぶらぶら」の対義語は「せかせか」「そわそわ」「わさわさ」などになります。

銀ブラまとめ

銀座という東京の繁華街をあてもなくぶらぶらと散策したりウィンドウショッピングをするのが「銀ブラ」です。そして今では銀座でブラジルコーヒーを飲むのも「銀ブラ」という説も誕生したので、この2つが「銀ブラ」と覚えておくべきでしょう。

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