「野次馬」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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野次馬(やじうま)

何か事件が起きたときや人が道が倒れた時救急搬送される時など、たくさんの人が周りを囲って、ひどい時には携帯を構え写真や動画を撮る人も出ます。最近あったニュースでは新宿駅の近くで首吊り自殺をした方の写真などを撮る人が後を立たず問題視するような報道がされていました。そういった通りすがりや話を聞きつけてやってくる人のことを「野次馬」と呼んでいるのですが、なぜ野次馬というようになったのか、知っていると答えられる人は実はそう多くないかもしれません。今回は野次馬について解説をしていきたいと思います。

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野次馬の意味

自分に関係のないことにもかかわらず人の後をついて面白半分に騒いで回ることやそういった行為をする人のこと言います。
近年SNSのやりやすさなどから火事や事故、人が倒れた時など助けるでもなく後の話題のために近くで写真やツイートなどで記録したり話したり、話を聞きつけ怖いもの見たさでよってくる人が多く問題となっていますがその全てが野次馬ということなります。

野次馬の由来

元々は歳をとった馬を「親父馬」と呼んでいた事が由来とされていたそうです。そこから、親父馬や暴れ馬などとても売ることができない馬などを指す言葉になりそれがいつしか転じて、自身に関係のないことに対して浅はかな興味を持って見物する、面白半分に騒ぐこと(人)というふうに変わっていきました。
ちなみに「野次」と「野次馬」は漢字が同じで似ている言葉のように感じますが意味が全く異なりますので注意してください。

野次馬の文章・例文

例文1.隣のクラスで喧嘩が起こり野次馬が集まった
例文2.彼は近隣の事故や事件の野次馬をする嫌な趣味も持っている
例文3.事故現場をSNSでネタにするためか野次馬の一人が写真を撮り始めた
例文4.野次馬の中に週刊誌の記者が混じっている
例文5.野次馬なんてひどいことはできない
野次馬という言葉を用いた例文になります。

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野次馬の会話例

  • この間僕が乗っていた電車で人身事故が起きたんだ。しかも僕一番前の車両に乗ってたんだよね

  • うえ。それはなかなかひどい朝を過ごしたね。大丈夫?

  • 僕は怖くて見れなかったけど、遠くの方で携帯構えて写真撮ってたり覗き込んでる野次馬が多くて正直気味が悪いと思ったね

  • やっぱりそういう人いるんだね…

どこかの報道番組でインタビューの中でいいねなどの反応欲しさに現場の写真を撮ってアップロードしていると答えている人もいました。

野次馬の類義語

類義語には「見物人」「観客」「物見高い目」などが挙げられます。

野次馬まとめ

いつの時代でも事件が起きたら「何があったの?」と騒ぎのある方へよって、目で見て確認や観察をしてしまう人はとても多く、無関心な人の方が少ないのではないでしょうか。気になってしまうのは仕方なく悪いことではありませんが、特に若い人は何に使うのかわかりませんが写真や動画を撮ってその事象を楽しむ傾向があるように思えます。心の冷たい人にならないようにしてほしいと願うばかりです。

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