「見える化」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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見える化

最近ではニュースでも「見える化」という言葉が良く使われています。言葉だけ見ると「呼んで字のごとし」な言葉ですが、定義や意味を詳しく知っているか?というと、そこまでの人はあまりいないと思います。
そこで、この記事では「見える化」とはどういう意味か、また誰が言い出したのかについて見てみましょう。

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見える化の意味とは

見える化とは、企業内で情報を共有し、問題・課題を認識して早期解決につなげるための取り組み・仕組みのことです。
作業工程についての情報を共有したり、視覚化やデータ化を行ったり、活動について報告するなど、あらゆる取り組みを総称することができます。
製造・営業・経営・医療など、あらゆる業界で使われる言葉です。
企業には「暗黙の了解」というものが往々にして存在しますが、それらを明確に言語化=見える化することにより、おかしな点を見つけ出すこともできます。
また、大手企業や医療業界の不正がニュースになったりする中で、今まで非公開だったことを公開する意味でも見える化という言葉が使われるようになりました。
情報共有することを一企業内での問題解決とするだけでなく、社会全体として問題解決していく際にも登場する言葉です。

見える化の由来

見える化という言葉を広めたのは大手企業のトヨタです。「問題を見つけ出し、明るみに出す」という意味でこの言葉を使い、業務改善に取り組みました。

見える化の文章・例文

例文1.作業工程を見える化することでミスの改善に取り組む
例文2.見える化が進み、杜撰な工程管理があきらかになった
例文3.杓子定規な見える化の名の下に、なんでもかんでもやることに制限がかかって作業が進まない
例文4.ついに有名な大学付属の病院が医療の見える化として情報公開するらしい
例文5.暗黙の了解だったところを見える化することで、客観的な判断ができるようになった
見える化は様々な好環境をもたらします。「臭い物に蓋」の日本の風土には、なおさら必要なことですね。

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見える化の会話例

  • 見える化の工程はずいぶんいろいろあったが、そのおかげでだいぶ会社の治療が進んだような気がするね。

  • とはいっても、不正が明らかになるのは嫌な気分ね。誰かが苦労している裏で、楽をしている人がいたって考えるだけで・・・。

  • まったく、自分の会社の評判が落ちることもいとわずに見える化を断行してくれた社長も大したもんだよ。

  • ほんとにね。誠実な人なのね。

上記は会社が見える化を進めたことについて話しています。ここまでおおっぴらなものでなくても、細かい部分で口に出さない工程をしっかり視覚化することは大事ですね。

見える化の類義語

言い換える言葉としては「視覚化」「可視化」「言語化」「ビジュアライズ」などです。
見える化のより具体的な施策と言えます。

見える化まとめ

見える化について見てきました。
会社だけでなく、社会、家庭、学校など、見える化が必要な部分はまだまだたくさんありますね。

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