「胸突き八丁」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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胸突き八丁(むなつきはっちょう)

「胸突き八丁」とはなんだか殺人事件の名称みたいですが、立派な日本語のことわざです。実はこの言葉、山に関係しています。似たことわざに「心臓破り」があるといったら、イメージができるでしょうか?この記事では、「胸突き八丁」について意味や由来を見ていきます。

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胸突き八丁の意味とは

胸突き八丁とは「胸を突かれたように苦しくなる状況」という意味です。読み方は「むなつきはっちょう」です。「むねつき」と読み間違えないように気を付けましょう。
苦しい所を超え、苦しい所を超え、最後に迎えた最難関。長い工程において、もっとも苦しくなる大一番を表す言葉が胸突き八丁です。

胸突き八丁の由来

胸突き八丁は日本の誇る富士山が由来です。
富士山は9合目、頂上付近に急斜面があり、ここが最も難関だといわれています。その険しい斜面が八丁(872m)続き、上るのがあまりにもきついため、胸突き八丁という言葉ができました。

ちなみに胸突き八丁の由来を「八丁目の高さ」と勘違いしている人もいますが、それは間違い。八丁は長さを計算する言葉。富士山において高さは「〇合目」と数えます。
現在、富士山を登ると「胸突山荘」という山小屋があり、休憩所として使えるようになっています。なんだか物騒な名前の山小屋ですが、無料で泊まれるとても便利な山小屋です。

胸突き八丁の文章・例文

例文1.議論は胸突き八丁に差し掛かった
例文2.さあ、ここからが胸突き八丁だ
例文3.胸突き八丁のごとき大試合だった
例文4.人生の胸突き八丁を迎えた
例文5.ついに胸突き八丁のような状況を乗り越えた
上記のような例文で使われます。口述しますが、「正念場」というような意味合いで使えばOKです。

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胸突き八丁の会話例

  • 一難去ってまた一難だ。ここにきて故障者が続出するとはね。

  • せっかく一位になったと思ったら、災難続きね。このまま優勝できそうなの?

  • どうだろうなあ。次に当たるベイスターズは勢いに乗っているからね。

  • 胸突き八丁の戦いになりそうね。

野球についての会話を交わしています。長い工程の、最後の最後で来る山場。胸突き八丁が来てこそ、真の実力が試されるというものです。

胸突き八丁の類義語

胸突き八丁の類義語を見てみましょう。「正念場」「大一番」「天王山」「山場」などが挙げられます。いずれも「最も大事な場面、頂上決戦」というような意味があります。ネガティブな類義語でいえば「崖っぷち」が挙げられるかもしれません。
元の意味、急斜面を表す胸突き八丁の類義語としては、「心臓破り」が挙げられるでしょう。「心臓破りの坂」など、こちらも急坂の呼称です。

胸突き八丁まとめ

胸突き八丁の由来や意味を見てきました。あんまり胸突き八丁、胸突き八丁と言っていると意味が軽くなってしまうので、本当にここぞ、という時にだけ使う言葉です。

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