「糸口」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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糸口(いとぐち)

「糸口」とは「物事の始まりや切っ掛けとなる表現」です。「糸」は「編み物などで使う縫い糸」ですが、それが転じて様々な諺や慣用句で使われ、有名なのは「裏で糸を引く」「一糸も乱れない」「糸目をつけない」などがありますよね。そんな流れから「糸口」も「話の糸口」や「事件解決の糸口」といった形で多用されます。

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糸口の意味とは

「糸口」の意味は以下の通りとなります。
 (1)巻いてある糸の端。糸の先。
 (2)物事を展開させる切っ掛け・手がかり。
 (3)墨壺の墨汁を引き出す部分。
 (4)「緒」とも書き同義。
「糸口」は”口”に「物事の初め部分」「発端」「物の端」といった意味がある事から、「糸の端や先」に墨壺の墨汁を出す部分ともなりますが、最近は裁縫をする人も少ない事から基本的には物事や話を先に進める際に「事件の糸口を探す」や「話の糸口があったので助かった」といった風に用いる表現です。要するに切っ掛け・足掛かり・出出しとして使われ、膠着や停滞状態などを先に進める事ではないでしょうか。また、逆に物事が先に進まず駄目な場合でも「解決の糸口が見出せない」や「糸口が掴めない」や「糸口が切られた」となります。

糸口の由来

「糸口」の由来は残念ながら不明ですが、文献では「糸」が奈良時代の歴史書「日本書紀」などに文言が記されています。

糸口の文章・例文

例文1.事件解決の糸口がまったく掴めずに10年の月日が流れた。
例文2.景気回復の糸口はなく、それでも外国にはせっせと大金をばら撒くのは資金還流の抜け道があるからだが、いくら政治に金が掛かるからとこんな悪魔のような方法を長年の慣習で止めないのは狂っている。
例文3.ウクライナ侵攻は終結の糸口が未だに見えないが、仮にプーチンがウクライナを手にしたとしても、それはロシアがさらに孤立し終焉に向かうだけと気付かないのだから話にならない。
例文4.不機嫌なフリをして話の糸口を切るのが唯一の得意技だ。
例文5.会話が長続きする人は実は相手に糸口を与えるのに長けていて、本人はそこまで面白い事を話していない場合も多い。
「糸口」を使った例文となります。

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糸口の会話例

  • それで、お得意様の○○さんの機嫌は直ったのか? そう…、まだ無理か…。

  • 課長、やはり私に謝りに行かせてください。今度こそは誠心誠意で謝罪をして、どうにか契約継続の約束を取ってきます。

  • まだ何も糸口が見つからない状態で、こうして人だけが入れ代わり立ち代わりで何度も訪れられても迷惑なだけだろう。

  • じゃあどうすればいいんですか? せめて解決の糸口が何かだけでも訊いてきますので、行かせて下さい。お願いします。

お得意様の機嫌を損ねてしまい混乱に陥る営業部の様子です。

糸口の類義語

「糸口」の類義語には「端緒」「緒」「始め」「手掛かり」「元」「起こり」などの言葉が挙げられます。

糸口の対義語

「糸口」の対義語には「結末」「終わり」「エンド」「エンディング」「フィニッシュ」「最後」「終了」などの言葉が挙げられます。

糸口まとめ

物事を先に進める為の切っ掛けが「糸口」です。新しい展開に進む期待から「糸口を探す」といった風になりますが、逆に言うなら失敗すると「糸口が見出せない」ともなり、仕事から日常生活などでも何かと使われるフレーズとなります。

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