「砥礪切磋」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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砥礪切磋(しれいせっさ)

皆さんは「自分磨き」をしていますか。新型コロナウイルスの影響で家で過ごすことが多くなり、色々な所で「自分磨きをしよう」という声が上がっていますよね。言いたいことは何となく分かりますが、何だかこの言葉って薄っぺらく聞こえませんか。そこで今回は、「砥礪切磋」という代替となる言葉について解説していきたいと思います。

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砥礪切磋の意味

「砥礪切磋」とは、学問や自らの人格を高めるために努力することを意味します。これに似た四字熟語に「切磋琢磨」がありますが、これは誰かと協力してお互いを高め合うというニュアンスが強い一方、「砥礪切磋」は一人で努力をするというニュアンスが強い言葉です。

砥礪切磋の由来

まず、「砥礪」と「切磋」はどちらとも「自分の学問や修養を高めるために努力すること」を意味し、この二つの同じ意味の言葉を組み合わせてできたのがこの「砥礪切磋」です。

砥礪切磋の文章・例文

例文1.彼はひたすら砥礪切磋して、大学合格を目指した。
例文2.彼女は孤独に砥礪切磋していた。
例文3.彼女は同じ分野で砥礪切磋する仲間を見つけて、モチベーションが上がったようだ。
例文4.祖父は砥礪切磋を止めることなく、人間国宝に認定された。
例文5.私は生まれてこのかた砥礪切磋とは無縁だ。
生まれながらの才能で何でもそつなくこなせちゃう人っていますよね。非常に羨ましいですね。

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砥礪切磋の会話例

  • 君のおじいちゃんが地元の新聞に載っているのを見たよ!

  • そうなのよ、今時刀職人って珍しいらしくてさ。

  • 珍しさだけじゃないよ。君のおじいちゃんの作る刀はとても丁寧に作られていて、品質も一級品らしいよ。

  • そうなんだ、あんまり気にしたことがないから正直あんまり知らないのよね。

珍しい物の職人さんとかも、その活動をSNSで発信すれば物珍しさにいろんな方に見てもらえそうですね。

砥礪切磋の類義語

「砥礪切磋」の類義語には、「切磋琢磨」「自己研磨」「自分磨き」が挙げられます。

砥礪切磋まとめ

今回は、「自らの学問や修養を高めるために努力すること」を意味する、「砥礪切磋」という言葉について解説しました。最近よく聞く「自分磨き」という言葉は、美容や体型などの「外見的な要素」を高めることにフォーカスしているように感じます。そういった意味では、内面を磨くという意味の「砥礪切磋」との使い分けが分かりやすくて良いのではないでしょうか。

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