「目録」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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目録(もくろく)

目録と聞いて思い浮かぶものは年代や職業によって違うのではないでしょうか。「え?あれのことを言うんじゃないの?」と不思議に思うかもしれませんが、目録は多くはありませんがいくつか別の意味がある言葉になります。その目録にどんな意味があるのか詳しく解説していきます。

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目録の意味

1、書物や展示品など内容の見出しをまとめて記録したもの、目次の事
2、芸道、武術を伝授した時その名目を書いて与える文書
3、進物として包んで贈る金円の事
4、進物をする時実物の代わりに品目を記して贈るもの

目録の由来

室町時代には物品・貨幣の贈呈に品目や数量を記して相手に送る文書を目録と言っていました。
この目録は、紙を横半分に折ったものを用いるのが一般的だったので折紙とも呼ばれていました。結納目録はこの文書の名残とされ現在でも使われています。
武術や芸道において師匠が弟子に与える免許の名目とその旨を記した証明書も目録とよばれていました

目録の文章・例文

例文1.大会に優勝したので優勝商品の目録をもらった
例文2.結婚式に必要なものがきちんと揃っているか目録を確認する
例文3.友人の誕生日プレゼントに欲しいものを本人に選んでもらおうと目録を渡した
例文4.定年退職をする上司に記念品として実物の代わりに目録を渡した
例文5.息子が卒業する際に代表で校長先生に母校に残す記念品の目録を渡したそうだ
結婚式の余興の景品などで実物の代わりに封筒やパネルで渡される目録が一般的に多く知られているのではないでしょうか。

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目録の会話例

  • ねぇ、この間の話の続きになるんだけど、結婚式の余興の景品どうする?現物渡すかパネルにするかってやつ。

  • 悩むよね、現物を渡すのが一番盛り上がると思うけど、やっぱり持ち帰るの大変になっちゃうかな?
    パネルとか封筒の目録にする?

  • やっぱりそうだよね、現物渡すの面白そうだったけど、そういう事なら目録にしようか!

  • パネルとかならネットで注文できるし準備も楽だからそっちにしよう。

景品を直接渡すか目録にするか相談する夫婦の会話になります。

目録の類義語

目録に似た言葉として「リスト」「イベントリ」「カタログ」「名簿」「品書き」などが挙げられます。

目録まとめ

見出しなどの意味で使われるときは目録というより目次や一覧という風に使われることが多いので、結婚式の景品や金のことだったり弔事など進物として贈る物を包む紙もことを意味する「目録」が一般的に使われている言葉のように思います。

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