「痩せ我慢」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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痩せ我慢(やせがまん)

「痩せ我慢」とは「本音を隠し無理に我慢して平気を装う事」です。知り合いから遊びに誘われ、本当は嬉しくて行きたいのに休日暇だと思われたくないので用事があると断ったり、お酒を飲みたいのに健康の為と禁酒をするなど、己の欲求と反する行為をしてそれに耐えているのが「痩せ我慢」です。また、周囲が我慢していると気付いてしまっているのも良く有り勝ちですよね。それでは「無理は体に毒」と言いたくなる「痩せ我慢」の解説です。

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痩せ我慢の意味とは

「痩せ我慢」の意味は以下の通りとなります。
(1)無理に我慢して平気を装う。
(2)苦しいのに我慢している様で、負け惜しみをして気を保っている。
(3)負けや失敗や欲しい物などを素直に認めず、意地や強情を張って耐え忍ぶ。
”痩せ”は「体が痩せている」「痩せ細る」、”我慢”は「耐え忍ぶ」「辛抱」「我意を張る」で、まるで痩せ細っているのに食べ物を我慢する姿が「痩せ我慢」です。自論となりますが、昔は痩せている人は貧しさで太っているのは裕福の証明となっていて、お金持ちが貧しい人に食べ物を恵んでもプライド高い人は断るのでそこから、痩せた人が本当は欲しいのに拒否する姿からどこか切なくて悲しく「痩せ我慢」となったようです。現在はお金持ちや貧しいという間での使われ方はなくなり、単に無理して我慢する姿を「痩せ我慢」と表現します。また、どこか古来からの歴史を感じさせ、仏教らしい物に固執しない考えや戦前戦後の貧しさを是とした国民性や社会情勢が現代でも色濃く残して、我慢を美徳とする精神に強く共感し「痩せ我慢」が広く浸透していったのではないでしょうか。

痩せ我慢の由来

「痩せ我慢」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては江戸時代の趣味文芸「狂歌」の「大団」(1703年)などに文言が記されています。

痩せ我慢の文章・例文

例文1.総理が記者会見で怒りを抑える姿は痩せ我慢しているようにも見えるが、記者が厳しい声を出すのも自業自得とは1ミリも理解していないようで、それもまた強欲傲慢で面白いものだ。
例文2.五輪開会式の不甲斐なさを観ると、日本が経済大国や消費を盛り上げる起爆剤等々の話題は、どこか上級国民が必死になって痩せ我慢で躍起になって宣伝しているとしか思えず、あの豊かな日本はどこか遠くに消え去ったようだ。
例文3.馬鹿なお笑い番組が、大食いや激辛メニューを売れないタレントに痩せ我慢で食べさせ、その姿を億万で好感度だけが頼りのスタジオタレントがキャーキャー言いながら笑い合っているが、これで視聴者が本当に笑っていると思っているならどこまでも現実を知らない。
例文4.性欲や物欲などがない若者が多いようだが、これは痩せ我慢をしているのではなく、心底欲求自体が無くなっているようだ。
例文5.成功しているユーチューバーを貶すが彼等のように大金を掴みたいのは本心である。一方で社会では役立たない無駄な知識を無知な者相手に得意気に語るユーチューバーは、幼少期によっぽど痩せ我慢をする機会が多かったのだろうと不憫に思えてくる。
様々な角度から「痩せ我慢」を使った例文です。

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痩せ我慢の会話例

  • それって作り立ての唐揚げ! でも…、今はダイエット中だから大丈夫。

  • えっダイエット! でも本当は食べたいんでしょう? 痩せ我慢なんかしちゃって。

  • 痩せ我慢なんてしてないさ。もう少食の生活に慣れちゃったから、本当に食べなくて平気なんだよ。

  • その割には目が悲しそうだよね。どうせ三日坊主で終わるんだから、意地を張らないで食べようよ。

ダイエット中の彼氏を食べ物で誘惑する彼女とのやり取りです。

痩せ我慢の類義語

「痩せ我慢」の類義語には、「肩肘を張る」「強がる」「負け惜しみ」「意地っぱり」などの言葉が挙げられます。

痩せ我慢の対義語

「痩せ我慢」の対義語には、「素直」「薄弱」「気弱」「軟弱」などの言葉が挙げられます。

痩せ我慢まとめ

「痩せ我慢」は痩せている貧しい人が太っている裕福な人からの食べ物を拒否したとして、無理に我慢する姿の事です。本当は腹が減っていて食べたいのに平気を装い、そんな痛々しさは現在でも本音を隠して思わず苦しさや辛さを誤魔化す姿となっています。

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