「猫の額」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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猫の額(ねこのひたい)

「猫の額」とは、あるかどうかもわからない猫の額のように狭い事を表した慣用句です。確かに、猫の顔を思い浮かべた時、額はあるかどうかもわからないくらい狭いですね。今回は、そんな「猫の額」について解説させて頂きます。

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猫の額の意味とは

「猫の額」の意味は以下の通りです。
・まるで猫の額のように面積や土地、その場所が狭い事。
“猫の額のように狭い庭”、“猫の額ほどの大きさ”などといった使い方をされます。

猫の額の由来

「額(ひたい)」とは、おでこのことを指します。人間でいえば、髪の毛の生え際から眉毛の間辺りが額だと思いますが、猫は顔の大きさに対して、目や耳の割合が多く、額はあるかどうかもわからないくらい小さいことから、この例えが使われるようになりました。
額の小さな動物は多くいるのですが、なぜ「猫」で例えられているのかは不明です。ただ、「猫」を使ったことわざ慣用句がとても多いのには、昔から人間にとって身近な動物であったことが考えられているため、「猫の額」で猫が使われているのも、その説が最も強いと言われています。

猫の額の文章・例文

例文1.猫の額ほどの庭だが満足している。
例文2.朝の通勤電車は、猫の額ほどしかないスペースを確保するのがやっとだ。
例文3.猫の額ほどの部屋だが、狭い方が落ち着くこともある。
例文4.都内で土地を買うとしたら予算の都合上、猫の額程度の広さで我慢するしかない。
例文5.猫の額ほどのスペースに駐車するのは高い運転技術が求められる。
「猫の額」の例文です。とにかく狭いことを表しています。

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猫の額の会話例

  • 最近疲労を回復させるために、お風呂にお湯を入れるようにしたんだ。今まではシャワーしか浴びてなかったからね。

  • それはいいことね。私も毎日お湯に浸かってるよ。

  • 猫の額ほどの狭い湯舟だけど、やっぱり入るのと入らないのとでは疲れの取れ方が全然違うよ。

  • 疲れを取るのはとても大事なことだね。

「猫の額」の会話例です。ここでは、お風呂の湯舟が狭いのを、猫の額という例えを使って表現しています。

猫の額の類義語

「猫の額」の類義語は、「雀の涙」、「息が詰まる」、「手狭」、「尺寸の地」などです。

猫の額まとめ

「猫の額」とは、まるで猫の額のように狭いことを表す慣用句でした。
狭かったり小さかったりするものを表すときには、使ってみると良いと思います。

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