狐の嫁入り(きつねのよめいり)

晴れの日に突然雨が降ると、「狐の嫁入りだ」という事がありますよね。狐の嫁入りと言われるようになった理由を解説していきます。

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狐の嫁入りの意味

空は晴れているのにサラッとした軽い雨が降る現象。天気雨のこと。

狐の嫁入りの由来

天気のいい日に雨が降るの理由はいくつかあり、うち1つには強風によって、遠い所で雨を降らせた雲が途中で消えてしまい、雨だけが残されてしまった場合と、昔は、夜に提灯行列などがある際は、他の土地の嫁入りの行列だとされていました。当時は町も小さく噂話もすぐに広まってしまうほどだったので、近所で嫁入りなどがある場合はみんなが事前にその事を知っているので、予定にない提灯行列は、狐が嫁入りの真似をして人を化かしている、と言われていた。
晴れているのに雨が降ると言うような天気雨は怪奇現象として扱われ、狐に化かされていると言う話が広まり、「狐の嫁入り」と呼ばれるようになりました。

狐の嫁入りの文章・例文

例文1.晴れているのに雨が降るなんて、きっと狐の嫁入りだね。
例文2.今狐の嫁入りで晴れなのに雨が降ったのかな。結構爽やかな感じだよね
例文3.雨なのに空は晴れている、天気雨のことを狐の嫁入りと言うそうだよ
例文4.狐の嫁入りは吉兆とされていて、豊作が約束されると言われているんだって
例文5.狐の嫁入りにはいろんな説があって、怖い話も素敵な話もあるらしいよ

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狐の嫁入りの会話例

  • 質問者アイコン

    わ。こんなに晴れているのに雨が降ってる

  • 回答者アイコン

    狐の嫁入りだね。
    結婚式を見られちゃいけないから雨が降るんだって

  • 質問者アイコン

    そうなんだぁ。知らなかった。

  • 回答者アイコン

    縁起の良いものらしいから、良い事があると良いね。

雨の日に嫁入りをする狐たちが、日中の嫁入り行列を人間に見られない様に、視界を悪くする為雨を降らせている、という説もあるようです。

狐の嫁入りの類義語

狐の嫁入りのことを、神奈川県や徳島県では「狐雨」、千葉県では「狐の祝言」、青森県では「狐の嫁取り」と呼ばれてます。地域によって呼び方や言い伝えが違うのも感慨深いです。

狐の嫁入りまとめ

集中的に降る嫌な雨と違い、サラッとしているのが特徴の天気雨、狐の嫁入りですね。狐の神聖な儀式という説や、人間の真似をしてからかっているという説だったり、見ると良い事が起こる。なんて言われていたりと、様々な言い伝えがありますね。怪奇現象ではない事に安心しています。

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