「狂気の沙汰」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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狂気の沙汰(きょうきのさた)

皆さんはニュース番組を見ますか、悪いニュースはあまり見たくないということで、普段あまりニュース番組を見ないという方もいるかもしれません。そのような番組で流れてくるニュースは、私たちからすると全く理解不能な内容だったりします。私たちの頭の処理が追いつかないほど素晴らしいニュースもあれば、思わず目をぞむけたくなるような悲しいニュースもあります。そんな時、いい意味でも悪い意味でも使える、「狂気の沙汰」という言葉について、詳しく解説していきたいと思います。

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狂気の沙汰の意味とは

「狂気の沙汰」とは、その物や様子が狂気を孕んでいる、もしくは常軌を逸しているような様を表します。正常さを失って、正しい判断が出来ずに行われた行動を「狂気の沙汰」であると言い、批判的な意味合いが込められています。

狂気の沙汰の由来

「狂気」とは通常ではない様子を表し、「沙汰」はここでは問題となり得る事象や事柄を意味します。この二つの言葉が組み合わさって、「狂気の沙汰」という言葉ができました。ただ「沙汰」という言葉は使われ方が広く、元々は物事の善悪・是非などを論じ定めることをいう意味をもった言葉から派生・転用されています。

狂気の沙汰の文章・例文

例文1.前回の試合後からの彼の練習量は狂気の沙汰である。
例文2.あの事件はまさに狂気の沙汰としか言えない。
例文3.武器も持たずに敵陣に突っ込めというのは狂気の沙汰だ。
例文4.初めて見る猛獣たちは、子供たちの目には狂気の沙汰にしか映らなかっただろう。
例文5.狂気の沙汰だと言うが、その時点では最善の判断にも見えた。
残忍な事件よりも、それに群がるマスコミの方が狂気の沙汰に感じられる時がありますよね。

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狂気の沙汰の会話例

  • おはよう。美術の作品の評価はどうだった。

  • あんまり良くなくて、ちょっとショックを受けてるところよ。あなたはどうだった。

  • 僕は思っていたよりは高評価をもらえたよ、でも個人的には満足いってないからもう壊しちゃったよ。

  • あんなに素晴らしい作品を壊しちゃうなんて、狂気の沙汰だわ。

人から狂気の沙汰だと言われるような人は、もはや自分が変わっているということにすら気がついていないのかもしれませんね。

狂気の沙汰の類義語

「狂気の沙汰」の類義語には、「常軌を逸する」や「気違い沙汰」や「正気の沙汰」などが挙げられます。

狂気の沙汰まとめ

文章7
今回は、狂気を孕む様子や、常軌を逸する様を表す「狂気の沙汰」という言葉について解説しました。「狂気の沙汰」は、ニュースで流れてくるような悪い事件によく使われたりしますが、例文1で挙げたような、ある種の褒め言葉のようにも使うことができます。100%ネガティブニュアンスだけではないということを覚えておいてくださいね。

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