「焼きが回る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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焼きが回る(やきがまわる)

「焼きが回る」とは「老いてしまったり、或いは他の理由で能力や体力や腕前などが衰える事」です。若さはとても短く老いてからこそ人生は長いのですが、それでも中々衰えを認めたくないものですよね。特に前線で活躍をしている現役世代ほど自分は若く、頭の回転も速いと思うものです。何よりも一つの負けというか衰えを認めると、その他全ての面でも築き上げたアイデンティティが崩壊しそうで怖いのでしょう。しかし、負けを認め自分を受け入れるのが本来あるべき姿なのです。それでは「焼きが回る」の解説となります。

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焼きが回るの意味とは

「焼きが回る」の意味は以下の通りとなります。
(1)頭の働きや腕前、能力や体力などが鈍ったり落ちる事。
(2)年を取ったので能力や腕前などが鈍り落ちる事。
(3)焼き入れの際に火が行き渡り過ぎて刃物の切れ味が悪くなる事。
「焼きが回る」は高齢者が口癖のように使う印象を持たれると思いますが、実際にはそれだけでなく、単純に腕前や能力などが落ちた時にも使う言葉です。したがって、年齢は関係なく単純な衰えを表現する言葉となります。しかし、どうしても頭の回転や能力に体力などは高齢になるほど落ちていくものなので、その結果として高齢になるほど使われる傾向であるのは間違いありません。また、若い人が使う「焼きが回る」と高齢者が使う「焼きが回る」は悲壮感が違うので、若い場合なら単純にその一点のみで腕前が落ちたと解釈できますが、高齢者の場合は頭の回転や体力など全てが衰えた上でのその能力や腕前も落ちたと認識できます。自ら「焼きが回る」と発する場合は基本はネガティブ、時には冗談もありますが、衰えや負けを素直に認めたと受け取れます。逆に陰口のように第三者が使うと、「あの人も焼きが回ったな」と軽蔑侮辱的な意味合いとなります。

焼きが回るの由来

「焼きが回る」の由来は諸説ありますが、江戸時代の浮世草子作者・江島其磧によるものとされています。切れ味を良くする焼き処理が「包丁のむね部」にいってしまい、”刃”の切れ味が悪い事から、そこから同様の間違いや能力が発揮できない事でも使われるようになりました。

焼きが回るの文章・例文

例文1.足の速さには自信があった警察官が泥棒を逮捕出来ず逃がしてしまい、思わず焼きが回ったと呟いた。
例文2.若いつもりでいても老いるのは早く、人生とは誰も焼きが回るのはあっという間だ。
例文3.焼きが回る事を認め、自分の弱さを受け入れてからこそ人生が始まる気がする。
例文4.あれだけタイトルを総ナメにした選手がゴール前の絶好チャンスで足がもたつくのだから、どんな選手も老いには勝てず焼きが回るものだと妙に納得した。
例文5.焼きが回ったと周囲の陰口を聞きたくないので、現役を引退する事にした。
衰えとして「焼きが回る」を使った例文です。

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焼きが回るの会話例

  • どうしたの? いつもは明るいのに今日は元気がないね。

  • 頑張ってきたけど、このお店も今月いっぱいでどうやらダメになりそうで…。あー嫌になるわ。私も遂に焼きが回ったという事ね。

  • でも、まだ決定じゃないんでしょう?

  • 100パーではないけど、90は確実ね。競馬ならガチガチの大本命よ。それぐらいもう、このお店に未来は残っていないの。

男性客と女性店主の会話です。お店の閉店がほぼ決定し店主が嘆いています。

焼きが回るの類義語

「焼きが回る」の類義語には、「焼きが戻る」「刃金が棟へ回る」「背中が丸くなる」などの言葉が挙げられます。

焼きが回るの対義語

「焼きが回る」の対義語には、「老いては益々壮んなるべし」「老いてなお元気な」「矍鑠」などの言葉が挙げられます。

焼きが回るまとめ

「焼きが回る」は年を取ったり又は他の理由で能力や腕前などが落ちる事です。これまで出来た事が衰えたり出来なくなりそこで急に弱気になるなど自覚するのが「焼きが回る」で、一般的にはネガティブな表現と受け取れます。

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