「消化試合」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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消化試合(しょうかじあい)

「消化試合」とは「スポーツのリーグ戦で優勝チームが決定した後の残り試合であり退屈な試合の喩え」です。興行面からするとスポーツはとても残酷で、人気があるチームや競技だとチケットも高額になりますが、不人気だと激安で販売されたり関係者に無料で配ったりもします。そしていくらその応援チームが好きでも、優勝が別チームに決まってしまうとリーグ戦への関心が失せてしまいますよね。そんな興味が半減したリーグ戦の試合が「消化試合」です。

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消化試合の意味とは

「消化試合」の意味は以下の通りとなります。
 (1)野球やサッカーなどのリーグ制のプロスポーツで優勝チームや自チームの順位が決定済みの残り試合であり、退屈や観客が少ない試合などの喩え。
 (2)国政などの選挙で有力な対立候補がおらず、開票日までを無駄に過ごす状態の喩え。
”消化”は「生体が体内で食物を吸収しやすい形に変化させる事」「知識を理解して自分のものにする」「溜まった仕事や商品を捌く」、”試合”は「スポーツなどで勝敗を競う」「互いに相手に同じような事を仕掛ける」で、国政などの選挙でも使いますが一般的にはスポーツで優勝チームが決定した後のリーグ戦残り試合を「消化試合」と言います。これは優勝チームだけが決まってまだ最終順位が分かっていなくても、ファンだけでなくスポーツ番組や新聞などのメディアからすると面白味が半減するので、取り決めとして最後の試合まで続けないといけないだけです。よって、優勝決定後の「消化試合」は扱いが小さくなったり観客が減るといった現象が起こります。しかし、サッカー・J1などの場合は対策としてリーグ戦の最下位チームはJ2に自動降格させるルールを設けて、優勝チームとはまた違ったJ1残留をかけた試合にする事で「消化試合」でも白熱ある真剣勝負となるようにしています。それでもリーグ戦が採用される弊害として「消化試合」は起こり学生スポーツなどでも顕著ですし、さらには囲碁将棋といった場合でも残念ながらあり得るのが現状です。このような状況から「優勝決定後の残り試合」、又はそんな面白みがない「退屈な試合」を「消化試合」と言います。

消化試合の由来

「消化試合」の由来は残念ながら不明です。文献としては「消化」で平安時代前期の漢詩集「田氏家集」などに文言が記されています。

消化試合の文章・例文

例文1.昔はパリーグの消化試合は数えるぐらい観客が少なかったが、それでも何千人の観客が来場したと水増し公表し誤魔化していた。
例文2.消化試合を盛り上げるには、アニメの人気声優やアイドルを試合開始前に始球式をやらせて、試合後に歌でも歌わせればオタクが大挙してスタンドに詰めかける。
例文3.メッシやクリロナやベンゼマにとっては残りのサッカー人生が消化試合みたいなものだろう。
例文4.たとえ消化試合でも何億も稼いでいる選手はもっと真剣にプレーするべきで、試合後の合コンや焼き肉を楽しみにしたやる気ない顔を見るとイラっとする。
例文5.その内にどこかの暇人がプロスポーツの消化試合をまとめた動画をYouTubeにアップするだろう。
「消化試合」を使った例文となります。

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消化試合の会話例

  • やっとセリーグの優勝チームが決まったかー。優勝目前で躓き負けが込んだけど、やっと今日決めてくれたよ。

  • まあ妥当なチームが優勝したわね。ところで、まだ消化試合は残っているんでしょう?

  • あーそうだったね。でも、もう試合を観ても面白くないじゃん。

  • そんな事はないって。消化試合からが本当のリーグ開始よ。

プロ野球セリーグの優勝決定戦をテレビ観戦後の会話内容です。

消化試合の類義語

「消化試合」の類義語には面白くない試合として「退屈」「無意味」「影響がない」「やる気がない」「覇気がない」「コールドゲーム」「ワンサイドゲーム」などの言葉が挙げられます。

消化試合の対義語

「消化試合」の対義語には興奮する試合として「決勝戦」「優勝決定戦」「ビッグマッチ」「頂上決戦」「メーンイベント」「真剣勝負」「シーソーゲーム」「タイトルマッチ」などの言葉が挙げられます。

消化試合まとめ

プロスポーツのリーグ戦は優勝チームが決まってしまうと、残りの試合は残念ながら面白味がなくなってしまいます。選手はそれでも真剣勝負をしているかも知れませんが、観客やファンからするとどうしてもどんなに活躍をしても優勝は決まっていると思ってしまい、そんなリーグ戦を最後まで終える為の試合を「消化試合」と言います。

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