「殿様商売」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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殿様商売(とのさましょうばい)

自営業を営むなら「殿様商売」を何度も聞いた事があると思いますし、何より地方の県庁所在地に在住なら、昔は本当にこのようなお客を無視した商売スタイルが横行していたものです。最近の若い世代は信じられないかも知れませんが、日本が景気良かった頃などはそれほど珍しくもなかったのです。少しばかり前置きが長くなったので、「殿様商売」の説明を始めさせて頂きます。

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殿様商売の意味とは

「殿様商売」の意味は以下の通りとなります。
(1)お客の立場を顧みず、横柄な商売を営む人を皮肉る例え。
(2)商品知識もなく、またその努力をしない。客にも態度が悪い商店や商売法。
(3)鷹揚な態度で接客し、売上を上げる気がないお店の経営法。
(4)お客よりも、お店の方が偉い、立場が上とする考え。
(5)店主の気分次第で営業時間を変更したり休業日にする。お客にも愛想がなく、そもそも商売に対してやる気が感じられない。

「殿様商売」の意味は、要するに”殿様”が商売をしているような、自由気ままな営業スタイルと解釈できます。何しろ殿様なので、接客も気にしないですし、裕福なので売上も関心がない。商品知識も乏しく、また学ぶ気もないなど、所謂お客を第一に扱う通常の商売とは真逆のお店となります。現在は景気が悪いですし、店員の態度が悪いと、クレーム客やSNSなどに文句を書かれるのでかなり減少していますが、それでも地方などの完全な自営業店ではまだ健在しています。代表的なのは、お客に横柄な態度を取るラーメン屋、居酒屋などでは頑固オヤジが活躍し、これらは殿様商売と文句を言われても仕方がない一方で、人気店として顧客が多いケースもあります。本当に「殿様商売」を続けていると、お客はあっという間に去るので、長年営業できているなら、「殿様商売」でもその条件全てに当て嵌まっている訳ではないようです。

殿様商売の由来

「殿様商売」の正式な由来は不明ですが、一説によると、明治時代初期は解放令によって武士などから商人に鞍替えする者が多かったが、彼らは当時のプライドが残っているので、お客に対し頭を下げたり丁寧な態度が取れないどころか、逆に横柄な態度を取るのが多かった。それを皮肉って、「殿様商売」と揶揄したのが始まりとされます。”殿様”とは武将大名だけでなく、江戸時代では旗本にも呼ばれ、その後から現在にかけて、世間知らずな人を揶揄う際に使われる事が多く、「殿様商売」にもその名残が残っている。

殿様商売の文章・例文

例文1.近所にオープンしたお店は半年持たずに閉店した。きっと、殿様商売だったんだろうと想像した。
例文2.昔の深夜のコンビニ店員は、大概は椅子に座っていて殿様商売に見えたものだ。
例文3.高級店なども殿様商売で有名だったが、近年は不景気でつぶれてしまう店も多い。
例文4.創業400年以上の老舗名店も、殿様商売が原因で閉店と大きな見出しになっていた。
例文5.殿様商売も嫌いだが、マニュアル通りの接客態度も良いものではない。

「殿様商売」を続けると良い結果にならないので、その様な例文となります。

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殿様商売の会話例

  • 最初、殿様商売って聞いた時は、お殿様自らが接客する人気店だと思ったよ!

  • 今で言う、社長自らが現場に出る有名会社や有名店のような感じかな?

  • そうそう、そんな感じ。だって、殿様のような有名人がいるなら、きっと良い店だと思うでしょう。

  • 分からなくはないけど、正しい意味は逆だからね。殿様商売は、殿様気質が抜けずに、お客が離れてしまうお店だね。

「殿様商売」について、正しい意味と間違った意味の解説をしています。

殿様商売の類義語

「殿様商売」の類義語には、「士族の商法」「武士の商法」などの言葉が挙げられます。

殿様商売まとめ

「殿様商売」は、殿様が商売をすると接客態度は悪く利益にも拘らない事で、この言葉が明治時代初期頃から広まったとされています。元々は、お客の立場などを気にせず、店主側が気ままに営業する商売に対して使われていましたが、現代流に解釈するなら、お客の要望通りでない店はネットなどで叩かれる事に繋がるので、低姿勢で言葉遣いも丁寧なお店が多くなっています。これらを「殿様商売」と結びつける訳ではないですが、トラブル防止としてその様な営業スタイルを取り、またお客も好んでいるのは事実です。

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