「更迭」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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更迭(こうてつ)

「更迭」は「こうてつ」と読みます。特に「迭」の字は他の単語であまり使われることがなく、読み方を知らなければ推測するのが難しいかもしれません。ここでは更迭の意味や由来、使い方や類義語などについて解説していきます。

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更迭の意味とは

更迭の意味とは、高い地位にある人の職を解き、別の人をその職に充てることを意味します。よく耳にするのは、大臣や政府関係者、警察幹部等が不祥事や問題を起こした時ですが、一般企業等の民間企業においても更迭という言葉が使われることがあります。

更迭の由来

「更」という字は「新しくする」「迭」は「入れ替わる」という意味です。そのため、単に役職をクビになったというわけではなく、役職に就く人間が入れ替わったと考える方が意味としては正しくなります。ただ、ニュースや新聞ではネガティブなイメージで使われることが多いので、クビと同じような意味で捉えてもそれほど理解を誤ることはないでしょう。

更迭の文章・例文

例文1.先日の問題発覚により大臣が更迭された
例文2.部長が更迭されて、課長が新たに部長に就任した
例文3.今回の人事発表により、彼は事実上更迭となった
例文4.ここで問題を起こすと更迭される可能性がある
例文5.社長により強制的に更迭された
更迭は、高い地位や役職に就いている人に対して使われるので、役職の無い人がクビになった場合などは「更迭された」という言葉は基本的には使いません。

更迭の類義語

更迭の類義語は、「左遷」「罷免」「解任」「解職」「免職」などがあります。ただしこれらの類義語の中でも、左遷(今より低い地位に落とされること)や免職(職をやめさせられること)等はネガティブなイメージですが、解任は単に任務を解かれるという意味でそれよりも高い地位や役職に就くこともあり、使い分けには注意が必要です。

更迭まとめ

「更迭」のイメージはつかんでいただけたでしょうか。似たような言葉は他にもありますが、少しニュアンスが違ったり状況によって使い分けることが必要になることもありますので、それぞれの意味をしっかり理解して使って行きたいですね。また人に対して軽々に使える言葉ではないので、立場や状況をわきまえた言葉の使い方が重要と言えるでしょう。

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