「捨て駒」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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捨て駒(すてごま)

将棋経験者の方なら、「捨て駒」と聞いてすぐにどのような意味か分かるかと思います。しかし、実は残念なことにその言葉は人間に対しても使われることがあるのです。今回は将棋においての「捨て駒」ではなく、人間に対して使われる際の「捨て駒」にという言葉について解説していきたいと思います。

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捨て駒の意味

「捨て駒」とは、何か大きな事を達成するために払われる人的犠牲を意味します。例えば、ブラック企業において、「社員はただの捨て駒だ」とよく言われます。自分がミスを犯した際、下の立場にある社員に圧力をかけ、全ての罪をなすり付けて、自分は責任から逃れます。大きなことを達成するためとは書きましたが、会社という狭い世界の中では、責任逃れをするための「身代わり」「生け贄」のようなニュアンスでよく使われます。

捨て駒の由来

将棋において数手後の戦況を予測し、より有利に戦いを進めるために相手に弱い駒を差し出すことがあります。その時に差し出される駒の事を「捨て駒」と本来は言っていました。しかし徐々に、権力社会において、上に立つ者が自らの利益のために弱い立場である物を将棋の駒のように扱い出したことから、利用される側の人間のことを「捨て駒」と呼ぶようになりました。

捨て駒の文章・例文

例文.1彼は会社の捨て駒のように扱われている。
例文.2捨て駒にされていると気がついた私は、すぐに会社をやめた。
例文.3父は長年捨て駒として利用されていたが、家族を養うために我慢していたようだ。
例文.4部下を捨て駒として見ているような人間はすぐにクビにすべきだ。
例文.5彼を捨て駒のように使っていた事を猛反省している。
心理学的に見ると、人間は富を得ると共感能力が低くなり、他人を捨て駒のように扱うようになるのは当然のことだそうです。

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捨て駒の会話例

  • 最近やけに仕事を大量に振られるんだけど、捨て駒にされてるのかなあ。

  • そんなことないよ。きっと期待してくれてるんだよ。

  • そうだと良いんだけど、最近残業も長時間になってきてるし…

  • 確かにうちの会社は離職率が高いし、何か訳があるのかもね。

仕事量が多いと不満を漏らす前に、自分の作業効率はどうなのかと疑う姿勢も大事であり、組織の中で捨て駒にならない立ち振る舞いも求められます。

捨て駒の類義語

「捨て駒」の類義語には「身代わり」「生け贄」「ボロ雑巾」などが挙げられます。

捨て駒まとめ

今回は、「大きな事を達成するために意図的に払われる犠牲」を意味する、「捨て駒」という言葉について解説しました。元は将棋の世界において使われていた言葉ですが、人々の社会活動が活発化するに従って、現在のような使われ方をするようになりました。全く気持ちの良い言葉ではありませんが、事実としてブラック企業と呼ばれるものは多数存在しており、そこで働く社員の自死や精神的な病がニュースで取り上げられる事はよくあります。日本人は真面目過ぎるが故に、今の職場を辞めるともう生きていけないという先入観が強い人が多いです。しかし、その仕事で自分にダメージを与え続けて体を壊してしまうと本末転倒です。いざというときは「逃げるが勝ち」だということも覚えておいてくださいね。

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