「憤り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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憤り(いきどおり)

「憤り」とは「怒っている、腹が立つなど怒りの事」です。世の中には短気な人から気長な人までいますが、それでもある一線を超えたらどんな人でも怒りのあまり、とんでもない行為に走ってしまう事もあるものです。しかし、その一線を超える手前が「憤り」とも解釈できます。云わば、自らをコントロール出来ている状態でしょうか。それでは「怒り」である「憤り」は、具体的にはどの様なものなのか詳しく調べてみました。

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憤りの意味とは

「憤り」の意味は以下の通りとなります。
(1)立腹する。憤慨。激怒。
(2)腹を立てる。怒る。ひどく腹を立てる。
(3)嘆く。
「憤り」は要するに「怒り」です。捉え方次第では完全なる同義ともなり、僅かな違いしかありませんが、「怒り」は感情に支配されている感があるのに対し、「憤り」は怒りの感情をなんとか我慢し抑え込んでいるという感じがあります。所謂、セルフコントロールが出来ているのが「憤り」ではないでしょうか。第三者から見て、怒っている人は顔が赤くなったり手が震えていたりするので、そこから現在の心境が窺えます。「憤っている人」の場合は時としてそんな怒りを我慢しているので、一見すると怒っているのか分からない場合もあるのです。しかし、これも「憤りを抑えられない」という言葉があるので、「憤りの人」が確実に我慢しているかと言うと一概にはそう言い切れません。そんな傾向があるという程度でしょう。従って、「憤り」は「怒り」の感情であり同義扱いだが、「怒り」よりは感情表れを抑えた別表現というところです。例えば、「怒り」が暴発して相手を殴る事はあっても、「憤り」からすぐに殴りかかる事は稀な気がします。自らを「憤り」と表現できるのは、怒っていてもまだ少し冷静であると解釈できます。もっと端的に言うなら、後先考えない子ども的な表現が「怒り」、大人的な表現が「憤り」とも思えます。実際に文章などで用いると、「憤りを覚える」「憤りを隠す」「憤りを感じる」「憤りを禁じ得ない」といった形になります。

憤りの由来

「憤り」の由来は奈良時代の歴史書「日本書記」(720年)によると、心が晴れ晴れしない・不安で憂鬱・怒りを抱く・腹を立てるといった意味合いが当初はあったそうです。それが、奈良時代末期の「万葉集」や13世紀の「平家物語」を経て、現在の「怒り」として定着していきました。

憤りの文章・例文

例文1.上司の我儘っぷりには、流石に憤りを覚えるが我慢するしかないのがサラリーマン人生の辛いところだ。
例文2.ボーナスを奮発して、中古車や中古スマホなどをまとめて購入したら、全て短期間で故障して憤りを通り越して呆れてしまった。
例文3.国民には自粛を要請しながら、税金で飲み食いする政治家には憤りを感じるが、それでも選挙で当選するのだから日本とは実にネジが足りない人に選挙権を与えていると思ってしまう。
例文4.門限を守らない娘と息子に憤りからビンタでもしようものなら、虐待や暴力と訴えられるのだから、どのように対応するべきかまったく理解できない。
例文5.テレビとエアコンのリモコンを飼い犬がどこかに持っていって失くした時は、矛先を向けられない憤りが数日も続いた。

生活上での様々な怒りを「憤り」とした例文です。

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憤りの会話例

  • やられたー。ちょっと、玄関見てよ!

  • もしかして、またー!

  • そう。近所の野良犬なのか、また糞があるよ。

  • もしかして、私達って近所のトラブルに巻き込まれているんじゃないの? そうでないと、連続して糞なんかないでしょう。でも、どっちにしろ憤りを覚えるわね。

毎日の様に玄関前に犬の糞がある事に「憤り」を覚える夫婦の会話です。

憤りの類義語

「憤り」の類義語には、「腹が立つ」「うっぷん」「お冠」「ムカッとする」などの言葉が挙げられます。

憤りまとめ

「憤り」は腹が立つや頭にくるなど怒りの感情が芽生える事です。従って、怒りと同義ですがより冷静でコントロールが出来ているとも理解できます。怒りの場合は突発的な行動に出る事もありますが、「憤り」はまだ自分を抑えているので、我を忘れるほど怒り狂っているとはなりません。しかし、言葉として表面上の些細な違いを解説できますが、実際には「憤り」から感情的に走る事も十分にあります。

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