「寝酒」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

寝酒(ねざけ)

もともと酒好きな日本人ですが、眠れない時の対策として「寝る前にお酒を飲む」という人の割合も、他国に比べて特に多いと言われています。そんな「寝る前に飲むお酒」のことを日本では「寝酒」と呼びますが、同じような意味合いで使われている「晩酌」との違いはご存知ですか?今回はその違いをはじめ、言葉の由来や使い方の例なども併せてご紹介します。

[adstext]
[ads]

寝酒の意味とは

「寝酒」とは、就寝前にお酒を飲む行為のことを言います。また、その時に飲むお酒自体を指す場合もあります。
寝酒をする理由の多くは、寝つきが悪い時などに少量のアルコールを摂取することでリラックスでき、寝つきがよくなる為と言います。ただしこれは朝までぐっすり眠れて気分良く目覚め、翌日も能率よく仕事ができ生活に支障が出なければ問題ありませんが、だんだんと習慣化し飲む量が増えるなど、依存状態に陥ってしまう場合も多く見られるようなので注意が必要とも言われています。

寝酒の由来

言葉の由来は文字通り「寝る前に飲む酒」です。また、なぜ日本人に寝酒をする人が増えたかというと、その背景には「睡眠薬は怖い」という先入観が影響していると言います。日本人の多くは睡眠に何らかの問題を抱えていたとしても「医者に相談したくない」「カフェインを控えようとはしない」という傾向があり、結果的に手軽な方法として寝る前にお酒を飲むようになったという背景があります。

寝酒の文章・例文

例文1.寝酒をすると寝付きが良いので、普段から習慣になっている
例文2.父が寝酒をしたら、そろそろ寝るという合図だ
例文3.酒好きの祖父は平日は就寝前に寝酒をし、休日は早い時間から晩酌をする習慣がある
例文4.不眠症を軽減するために寝酒を始めたが、次第に習慣化し今では不眠に関係なく日課になってしまっている
例文5.考え事が多くて頭が疲れた日には、寝酒をして一旦頭を空にしてから寝るようにしている
「寝る前にお酒を飲む行為」を指す場合も「その時に飲むお酒自体」を指す場合もありますが、どちらの意味も含むような使い方をする場合もあり、あまりはっきりと厳密に使い分ける必要はないようです。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

寝酒の会話例

  • 昨日はよく眠れた?

  • ええ、最近寝付きが悪い日があるんだけど、昨日は試しに寝酒をしてみたらよく眠れた気がするわ。ぐっすり眠れるから習慣になりそう。

  • ぐっすり眠れたなら何よりだよ。ただ習慣化すると体にも負担になるだろうし、効果も落ちてくるって言うから程々にね。

  • そうなんだ、それならお酒に頼りすぎないように気をつけるね。

寝酒の良さと注意点が現れた会話です。例のように「寝付きを良くするための寝る前の習慣」として扱われることが多いようです。

寝酒の類義語

英語圏においては、寝酒のことを「ナイトキャップ」と呼び、一般的な風習となっているそうです。また、同じように夜に飲むお酒を指す「晩酌」という言葉もありますが、「晩酌」の場合はその時間帯が夕飯時などの夕方から夜遅い時間にかけてと広い範囲で定義されていますので、寝る前の晩酌のことを「寝酒」という風に覚えると区別しやすいでしょう。

寝酒まとめ

寝る前にリラックスするために飲む適度な「寝酒」は寝付きが良くなるなどの効果もあるようですが、依存したり悪習慣にならないように注意して楽しみたいですね。また、「晩酌」との違いも覚えて使い分けてみてください。

最新の記事はこちらから