「切磋琢磨」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

切磋琢磨(せっさたくま)

切磋琢磨とは学問やスポーツをなどで人格や成績向上に努める事、また仲間同士で互いに励ましあってそれぞれの向上を図ることという意味です。勉強や仕事、スポーツなどにおいて、互いに向上できる仲間やライバルの存在はとても大切です。このように、競い励まし高め合うことを「切磋琢磨する」と表現する事がありますが、今回はこの四字熟語について意味や由来・類義語や対義語などを併せてご紹介していきます。

[adstext]
[ads]

切磋琢磨の意味とは

切磋琢磨の意味とは、学問やスポーツをなどで人格や成績向上に努める事、また仲間同士で互いに励ましあってそれぞれの向上を図ることです。勉強やスポーツにおいても、なかなか一人で頑張り続けるというのは難しいのが人間です、そんな時に切磋琢磨出来るライバルの様な仲間の存在は非常に重要です。

切磋琢磨の由来

「切」は獣の骨や角などを切り刻み加工する作業、「磋」は象牙を加工する作業、「琢」は玉(ぎょく)や石をのみで削り形を整える作業、「磨」は石をすり磨き加工する作業のことで、これらは手間をかけ緻密に加工することによって美しい宝石となるとされています。ここから転じて、勉強したり道徳に励んで人間として成長させることや、競い合ったり励まし合って互いを磨くさまを言うようになったそうです。また、もとは天性の素質がある者が、修養を積んで立派な君子になるという意味で使われていたそうです。

切磋琢磨の文章・例文

例文1.親友とは切磋琢磨してきた仲であるからこそ、心から信用できる。
例文2.部員同士で切磋琢磨し、チーム全体の士気を高める。
例文3.切磋琢磨する相手がいるからこそ諦めずに続ける事ができる
例文4.チームが弱くなってしまったのは、切磋琢磨に努めなかった事が原因だ。
例文5.仲間として、またライバルとして、互いに切磋琢磨して高め合う
この例文にあるように、相手がいてこそ切磋琢磨する事が出来るのですから、そんな相手は生涯大事にしていきたいですね。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

切磋琢磨の会話例

  • 僕たちは同期で入社してからもう随分経ったね。

  • 新入社員の時は知らないことばかりだったけど、お互い努力して仕事を覚えてきたよね。

  • 同期がいるから頑張れたし、時にはライバルとして競う事もあったな。

  • これからも成長していけるようにみんなで切磋琢磨して頑張ろう!

会社の同期同士の会話です。仲間やライバルがいるという事は、1人で頑張るよりも時に人間を大きく成長させてくれます。

切磋琢磨の類義語

切磋琢磨の類義語には「砥礪切磋(しれいせっさ)」という四字熟語があります。同じく「切」は骨を切って加工すること、「砥・礪・磋」は磨くことを意味し、学問や人格を高める為に努力することを意味します。他には「研鑽」「好敵手」「ライバル」などがあげられるでしょう。

切磋琢磨の対義語

切磋琢磨の対義語としては、一生何もせずに酒を飲んで夢の中で生きて死んでいくという意味を持つ「酔生夢死」や対策を立てずにずっと手をこまねいてるだけの「無為無策」などがあげられます。

切磋琢磨まとめ

今回は「切磋琢磨」について解説してきましたが、いかがでしたか?人が励まし合い、お互いに向上することを意味する四字熟語ですが、この言葉の由来が「骨や玉を加工する作業」というのは少々意外だったのではないでしょうか。一般的に日常でも多く使われる有名な言葉ですので、ぜひ意味も覚えておいてください。

最新の記事はこちらから