「出たとこ勝負」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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出たとこ勝負(でたとこしょうぶ)

パチンコや競馬などのギャンブル好きなら、他にも気の強い性格や小細工が嫌いな人も、「出たとこ勝負」(でたとこしょうぶ。別表記:出た所勝負)を必ず知っていますよね。思わず、私の性格は見事にコレ! と共感する人もいる事でしょう。でも、「出たとこ勝負」って、そもそもどんな意味や由来があるのか分かりますか? 意外と知らないですよね。そこで、今回は出たとこ勝負について詳しい解説となります。

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出たとこ勝負の意味とは

出たとこ勝負の意味は以下の通りとなります。
(1)事前準備がなく、その場の勢いや成り行きで勝負をする。
(2)計画や対策がないまま、物事を進める。
(3)偶然まかせの行き当たりばったり勝負。
(4)結果の良し悪しを運に託す。
どれも同じような意味ですが、要約するなら事前準備を一切しないで勝負事に挑むとなります。ですから、学生なら出たとこ勝負でテストに挑んだ。営業なので毎回、出たとこ勝負となるのは間違いない等の使い方ができます。その一方、出たとこ勝負でも才能や実力がある人は、なぜか良い成績を収めたり、勝負に勝ってしまう面もあります。ですから、丁半博打など50%の確率と、難関学校の入試など本来の実力が試されるのは、使い方に気を付けるべきです。個人的には、勝負前に気合を入れる時などに発したり、勝った後の謙遜として使う事もあると思います。

出たとこ勝負の由来

出たとこ勝負は賽子の丁半博打が有力とされ、その出る目は誰にも予想が出来ない事から、結局はやってみるしかなく運任せが由来と言われています。

出たとこ勝負の文章・例文

例文1.出たとこ勝負の勢いで、ボーナス全額で宝くじを購入した。
例文2.俺の人生は、いつも出たとこ勝負でギリギリを生きている。
例文3.出たとこ勝負でクラス一の美人に告白したら、成功してしまった。
例文4.ギャンブルはしないのに、無駄遣いが多く止められない。これだから、毎月借金しないか出たとこ勝負の生活を繰り返している。
例文5.出たとこ勝負で、上司に大きな提案をしてしまった。

「出たとこ勝負は」大なり小なり、皆さんも似たような経験がありますよね。しかし、完全なる負け勝負に挑むのと、元々実力や能力高い人がいきなりその場で頼まれて行うのは、個人的には意味がまったく違うと思います。

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出たとこ勝負の会話例

  • 今日もギャンブルで勝ってしまった。俺って才能があるのかな!

  • ギャンブルは結局は運でしょう。それに、長い目で見ると負けるから、出たとこ勝負じゃないの?

  • 俺の場合は、、長年の実績や経験からパチンコや競馬をしているから、出たとこ勝負とは違うね。第一、だから最近は勝っているしね。

  • でも、先月も先々月も負けたーと、大荒れしていなかった(笑)。それに、連続で数回勝つぐらいは、誰でも起こり得るんじゃないかな。果たして、一年後も喜んでいられるかな。

ギャンブル好きな男性と冷静な判断をする女性の会話内容です。

出たとこ勝負の類義語

出たとこ勝負の類義語には、「行き当たりばったり」「一か八か」「賽は投げられた」などの言葉が挙げられます。

出たとこ勝負まとめ

元々は博打用語でありながら、現在は、運任せの勝負や気合の掛け声などの意味を持つ言葉が「出たとこ勝負」です。「運も実力のうち」と言われますが、出たとこ勝負とは無縁の人生を多くの人は望んでいるものです。

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