「兎の登り坂」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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兎の登り坂(うさぎののぼりざか)

兎の登り坂ということわざがあるのですが、どのような意味があると思いますが?小さく可愛らしい兎が坂道を登るのは大変そうで登れず転がってしまうのではないか?最初は早く登れるが後からだんだん遅くなり下り坂でゆっくりになってしまうというペース配分に関する意味があるのでは?と思う人がいるようです。さて、このことわざはどのような意味を持っているのでしょうか、これから詳しく解説していきます。

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兎の登り坂の意味

得意分野で実力を発揮することのたとえ、または条件に恵まれ、滞りなくトントン拍子に早くすすむ事を指しています。

兎の登り坂の由来

うさぎは前足が短くて後ろ足が長いため、坂を駆け上るのが速く、得意なことからこのことわざが生まれたとされています。

兎の登り坂の文章・例文

例文1.体格にも恵まれており彼にとってバレーボールは兎の登り坂だ
例文2.一見難しいように見えるが彼女の経験などを加味すると兎の登り坂なのできっとすぐに終わるだろう
例文3.この取引に関してはこちらの条件がとても良いので兎の登り坂だ
例文4.彼は羨ましいくらいに勉強するには良い環境の中で生活しているので難関大学を目指していると言っても兎の登り坂なんだろうな
例文5.一つでもいいから兎の登り坂だと言われるものが欲しい
何か得意な分野があって仕事や部活などで役割を任せられるというのはとてもいい経験になりますね。

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兎の登り坂の会話例

  • お疲れ様、この間ちょっと気難しい取引先でプレゼンと契約大成功に収めたって聞いたよ。

  • あぁ、そうですね、皆さんの役に立てて光栄です
    前職の経験だと思うんですけど、ああいう人たちとの会議には少し慣れているんですよね。

  • そうか、前にも難しい契約取ってきてたし、ああいうタイプに関して兎の登り坂なんだなって部長たちも嬉しそうに話してたぞ

  • そうですか、本当に良かったです

パソコンや携帯に強いとか対人での会話が上手いとかアートや音楽が堪能であるなど人ぞれぞれ得意なものがあるかと思います。この会話文では対人に強い女性を褒める時に兎の登り坂を使っています。

兎の登り坂の類義語

兎の登り坂の類義語には「順調にすすむ」「能率がよい」「仕事がすすむ」などがあげられます。

兎の登り坂まとめ

得意である事柄に関してはすぐに仕事を進め片付けることができる、自身の得意なことを生かしているというような意味で使われています。皮肉でもなく純粋な褒め言葉として使われていますので周りに得意なことで本領発揮している人がいたら兎の登り坂だと褒めてみてはいかがでしょうか。褒められると嬉しさでさらに仕事の能率が上がるかもしれませんね。

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