「伸るか反るか」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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伸るか反るか(のるかそるか)

伸るか反るかの意味は、成功するか失敗するかはわからないが思い切って物事を行う事です。博打や勝負事などで使われる事も多く、漫画や小説でも使われる言葉が多い言葉です。今回は伸るか反るかの意味や由来、類義語、読み方までわかりやすく解説をしていきます。

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伸るか反るかの意味とは

伸るか反るかの意味は、成功及び失敗の結果はわからない、運否天賦ではあるが、物事に取り組みチャレンジする事です。結果についてはわからない時であっても、勝負、博打に出るわけですから、そういった追い込まれた、背水の陣の心境が根底にはある言葉です。
伸るか反るかはひらがなでも使われる事がありますが、正しくは「伸るか反るか」となります。また漢字で「乗るか反るか」と表記をされている事もありますが、これは誤用となります。

伸るか反るかの由来

伸るか反るかの由来は、昔まだ戦があった時代の矢師の矢作りから来ていると言われています。矢を作る為に竹を採って、竹の曲がりを直すために「のため型」という器具に竹を入れて乾燥させていました。竹は少しでも曲がっていれば矢としては使えず捨てなければならない為、「のため型」から出す際に「真っすぐ伸びているか/曲がっている(反っている)」を気にしながら竹を取り出していた為、「伸るか反るか」という言葉が出来たのです。

伸るか反るかの文章・例文

例文1.一度乗った船だ、伸るか反るかの勝負をして勝たなければならない。
例文2.人生においては、一度くらいは伸るか反るかの大勝負をしてもいいだろう。
例文3.今日まで最善の準備をしてきた自信があるが、伸るか反るかで結果はわからない。
例文4.ギャンブルや博打の世界では伸るか反るかはよく使われる言葉と言える。
例文5.最後の千円を賭けて、伸るか反るか競馬で勝負しようと思っている。
伸るか反るかは、博打やギャンブルの「賭ける」という言葉とも似通った所があり、そういった使われ方も多くなっています。

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伸るか反るかの会話例

  • 今度こそ、絶対に試験に合格したいと思って勉強をしてきた!準備は万端だ!

  • 本当にあなたはこの一年間、よく頑張ったと親が見ても思うよ。

  • 出来ることはすべてやったのだから、伸るか反るか、試験でベストを尽くしてくるよ!

  • これだけ努力したのだから、必ずいい結果が出ると思うよ。頑張ってね!

試験に向けて、一生懸命努力していた息子とその母親が応援して勇気づける会話の中で、伸るか反るかが使われています。

伸るか反るかの類義語

伸るか反るかの類義語としては、「運否天賦」「乾坤一擲」「天王山」「大一番」「正念場」「人事を尽くして天命を待つ」などがあげられます。

伸るか反るかまとめ

伸るか反るかについては、最善の準備をした上でそういった心境で物事に取り組むのであれば素晴らしいですが、何もしていない人が結果だけを求めて伸るか反るかの勝負に取り組むのは感心しません。人生においては、準備や見えないところでの積み重ねが非常に大事になります。そういった所を暗に気づかせてくれる言葉とも言えるかもしれません。

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