「下手に出る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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下手に出る(したてにでる)

本来は対等な立場であるはずなのに、なぜか上から目線で来られることってありますよね。相手の態度が良くないのはもちろんですが、もしかするとあなたの振る舞いが相手にそうさしているのかもしれません。「下手に出る」という言葉をご存知でしょうか。今回はこの言葉について解説するのですが、これを理解すると他人からナメられないようになるヒントが見つかるかもしれませんよ。

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下手に出るの意味とは

「下手に出る」とは、へりくだった態度で相手と接することを言います。初対面で悪い印象を与えまいと過度に下手に出てしまう人がよくいますが、これが相手に、自分はこの人よりも格上だと思わせてしまう原因ともなります。

下手に出るの由来

「下手」は下の位置(格下)ということを表し、「出る」はここでは振る舞うという意味で使われます。この二つの語を合わせて、「下手に出る」は、自分が格下かのように振る舞うという意味になります。

下手に出るの文章・例文

例文1.下手に出過ぎると相手が図に乗る。
例文2.下手に出ることも作戦の一つだ。
例文3.尊敬の念を込めて下手に出ることは良いことだ。
例文4.はじめは下手に出つつ、逆転の機会を狙う。
例文5.彼は大物歌手だが、誰にでも下手に出る人間だ。
悪い文脈で使われがちな「下手に出る」ですが、謙虚な様子を表す際にも使える言葉です。

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下手に出るの会話例

  • Y君に教科書を貸すと、いつも汚れた状態で返ってくるんだ。

  • あなたが下手に出過ぎるから、ナメられてるのよ。

  • 確かに、僕は人見知りだから初対面の時は特に下手に出がちなんだよね。

  • 初対面での印象ってとても大事なのよ。心理学でも、相手との関係は第一印象でほとんど決まるって言われてるんだから。

人見知りな人は何かにつけて下手に出過ぎてしまいますよね。

下手に出るの類義語

「下手に出る」の類義語には、「謙虚」や「顔色をうかがう」などが挙げられます。

下手に出るまとめ

今回は、へり下った態度で相手と接することを意味する、「下手に出る」という言葉について解説しました。尊敬できる相手や、本当に立場が上の人に対して下手に出るのはマナーとして素晴らしいことです。ただ、誰に対しても過度に下手に出るのは、悪い印象や、対等な立場の人からも格下に見られる原因となるので注意しましょう。

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