「一蹶不振」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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一蹶不振(いっけつふしん)

一蹶不振とは、一度失敗してしまったら、もうそこから二度と立ち上がれなくなってしまうことです。人生において、一度の失敗で挫折してしまった経験などある方もいらっしゃるのではないでしょうか。一蹶不振とはまさにそんな状態を表す四字熟語になります。それでは今回は、そんな「一蹶不振」について解説していきます。

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一蹶不振の意味とは

一蹶不振の意味は、たった一度の失敗で挫折してしまい、そこから立ち上がれなくなってしまうことです。人にとって失敗は新たな挑戦をする原点ともいえますが、失敗は誰でもショックなもので、なかなかそう簡単に立ち直れるものではありません。また、ショックが大きければ大きいほど、より再起することは難しいと思います。そんなことを表す言葉が「一蹶不振」になります。因みに、一蹶不振は英語では「be past hope of recovery.」と表記されます。

一蹶不振の由来

「蹶」は躓くことを表す言葉で、「不振」は調子が悪く勢いがなくなることを表しています。つまり、一度躓いてしまったら、調子が悪く勢いがなくなってしまうことを表しています。この一蹶不振という四字熟語は、慣用句で「一蹶して振るわず」とも言われています。

一蹶不振の文章・例文

例文1.テストで赤点を取ってしまい、一蹶不振で立ち直れそうにない。
例文2.挫折を味わったことのない彼にとって、今回のミスは一蹶不振で相当ショックも大きかったようだ。
例文3.一蹶不振ではなく、何度でもチャレンジしていきたいと思う。
例文4.一蹶不振の彼は、しばらく連絡取れていないが、いつになったら立ち直れるのだろうか。
例文5.たった一度の失敗くらいで一蹶不振していたら、この先が思いやられる。
一蹶不振を使った例文になります。

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一蹶不振の会話例

  • あーー、どうしよう。もう無理だ。

  • そんなに落ち込んでどうしたの?

  • 昨日バイトで発注ミスしてしまったんだ。もうバイトに行ける気がしないよ。

  • それくらいのことでなに一蹶不振になってるの?失敗は誰にでもあるんだから、きちんと誠意を持って謝ればきっと許してもらえるよ。

バイトで発注ミスをしてしまって落ち込んでいることについて話している様子です。

一蹶不振の類義語

一蹶不振の類義語は、「一蹶不興」「再起不能」などです。

一蹶不振の対義語

一蹶不振の対義語には、「臥薪嘗胆」「捲土重来」「石の上にも三年」などがあげられます。

一蹶不振まとめ

一蹶不振とは、一度の失敗で、もう二度と立ち上がれなくなってしまうという事でした。確かに、失敗は誰にとってもショックなことですが、人生において失敗や挫折は何度でもあることですし、それを乗り越えてこそ人は強くなれるので、一蹶不振ではなく、また新たにチャレンジすることが大切という事ですね。

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