「一本締め」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

一本締め(いっぽんじめ)

「一本締め」とは「何か物事が成就した時や会議や事業を納める際に行う日本独自の作法」。会社勤めの方は特に仕事納めや宴会などの最後に「それでは、お手を拝借」と声がかかり、一本締めをやったことがあると思います。ですが、「皆がやるから自分もやる」という流れで、その由来や意味、作法について深く考えたことがない人がほとんどではないでしょうか。そこで、今回は一本締めの由来や意味、また似たような言葉がある中でどのような違いがあるのか?を解説していきたいと思います。

[adstext]
[ads]

一本締めの意味とは

「一本締め」の意味は以下の通りとなります。
(1)会議や宴会の場を締める。
(2)相違ない事の意思表示。
(3)話し合いが滞りなく終了し、協力者への感謝の意を示す。
(4)取引や商談成立た時や物事が成就した事を表す。
一本締めのやり方として「パパパン、パパパン、パパパン、パン」と叩きます。これは3,3,3,1のリズムで叩き、「3+3+3=9」となり9=九=苦と変換され縁起が悪い数字となります。そのため、「九」に1を足すことで「丸」になり、会議やお祝い事を丸く収めるという意味が込められています。

一本締めの由来

一本締めの由来は諸説あります。

(1)日本最古の書籍、古事記にまで遡り、その中の「国譲り神話」に下記のように記載されていました。
「天照大神から出雲の国を譲るように言われた大国主命(おおくにぬしのみこと)が、長男の事大主神(ことしろのみこと)に返答を求めたところ、柏手を打って承知した」という一文があります。そのことから、「拍手を打つ=手を打つ」と解釈され、「取引の成立、物事の成就」といった意味で使用されていたとなりました。

(2)もともと、一本締めや三本締めは「手締め」といいますが、江戸時代までは「手打ち」と言われていました。ですが、当時「手打ち=手討ち」に通じるということで、縁起が悪く「手締め」へと変更されました。そして、一般的になった手締めは、座をまとめるということで「けじめをつける」「座を締める」ということで一般的に使われ始めました。

一本締めの文章・例文

例文1.今年も最後の就業日となりました。最後に一本締めをさせていただきます。
例文2.皆さん相違ありませんか?それでは一本締めを致します。
例文3.一次会を落ち着かせるには一本締めが一番いい。
例文4.一本締めは日本の文化の一つだと思う。
例文5.一丁締めを一本締めと間違える人が多い
一本締めの作法をよく一丁締めの作法と間違える人が多い。ちなみに一丁締めは江戸っ子の短気な性格から生まれた作法という話もある。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

一本締めの会話例

  • みんなお酒が入っていい感じだね。

  • そうだね。でも、幹事としてはどうやってこの空気を落ち着かせればいいのか。。。

  • そういう時こそ、一本締めだよ。

  • ちょっと勇気がいるけど、言ってみるかな

昔から場を締める時には一本締めが多くありますが、現代でも市場調査では一本締め64%、三本締め20%、一丁締め10%と多くの人が一本締めをやっています。

一本締めの類義語

一本締めの類義語としては、「一丁締め」「三本締め」「手締め」「博多手一本」「大阪締め」などが挙げられます。

一本締めまとめ

一本締めの解説いかがだったでしょうか?地方によって多少のやり方や込められた意味が違う場合もありますが、一般的には共通した意味合いを持っていると思います。日本人の文化を知る事や、社会のマナーの一環として覚えておくといいのではないでしょうか。

最新の記事はこちらから