「ロンドン橋作戦」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ロンドン橋作戦(ろんどんばしさくせん)

「ロンドン橋作戦」とは「エリザベス英女王の葬儀計画の暗号名」です。日本人にとってイギリスとは同じ島国という事情もあり、アメリカ以上に親密感を抱いている人も多いと思います。そんな欧州の島国を揺るがす事態が起こっているのをご存知でしょうか? 思えばイギリス王室もダイアナ元妃の不可解な死亡事故、ヘンリー王子夫妻の王室脱退などトラブルが定期的に起こり、その点でも日本の皇室と類似性があるように感じてしまいます。それではエリザべス女王の高齢が招いた騒動「ロンドン橋作戦」の解説となります。

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ロンドン橋作戦の意味とは

「ロンドン橋作戦」の意味は以下の通りとなります。
(1)エリザベス女王の死去に備えて隠密で進められてきた国葬までの行動計画の暗号名だが、それが世間に漏れてしまいイギリス中を揺るがす騒動になっている。
(2)イギリス政府が準備してきたエリザベス女王の死去後の極秘計画「ロンドン橋作戦」が何者かによってリークされ、政府が調査に乗り出した。
”ロンドン橋”は「イギリス及びイングランド首都であるロンドン市内のテムズ川に架かる橋」、”作戦”は「戦いや試合における方法や策略」となり、二つを合わせて何か特別な意味があるというよりもエリザベス女王の葬儀に備えた英政府の行動計画の暗号名が「ロンドン橋作戦」です。ですから深い意味はありませんが、イギリス政府は昔から戦争の作戦名に「ロンドン」を名付ける事が多く、そこから今回も隠密な秘密計画という事で「ロンドン橋作戦」と付けたようです。エリザベス女王は現在95歳の高齢で、コロナ禍という状況もありいつ亡くなってもおかしくなく、政府としては万が一の事態に備えていただけですが、政治専門ニュースメディア「ポリティコ」が2021年9月3日の最新号でこの計画を特ダネとしてスクープした事から、イギリス中を揺るがす騒動へと発展しました。この記事によると、エリザベス女王が亡くなった日は「Dデー」とし、その後はロンドンのイングランド国教会の教会「ウェストミンスター寺院」で国葬が行われるなど、詳細な内容が記されています。

ロンドン橋作戦の由来

「ロンドン橋作戦」は暗号名でありイギリス政府が付けたものに対する推測ですが、イギリスを代表する童謡に「ロンドン橋落ちた」があり、これは世界で最も有名な童謡の一曲ともされています。また、10世紀頃から「ロンドン橋」は実際に何度も崩壊をし、その度に造られてきた歴史があります。そんな事情から「ロンドン橋」は様々な事柄について比喩的な表現で用いられ、それが今回も関係していると思われます。

ロンドン橋作戦の文章・例文

例文1.イギリスがロンドン橋作戦なら、日本ならレインボーブリッジ作戦や明石海峡大橋作戦となりそうだ。
例文2.エリザベス女王も高齢なのでロンドン橋作戦が練られているのは当然だが、リークされるのはあまり気分が良くない。
例文3.ロンドン橋作戦が漏れてしまったので、もう一度女王の死去に備えた作戦を練り直す事になるだろう。
例文4.コードネームをロンドン橋作戦としたイギリス政府はセンスが良いのか悪いのか日本人の感覚では判断が難しい。
例文5.リークされた事で今後はロンドン橋作戦という名前は暫く聞く事が出来ないだろう。
エリザベス女王死去の行動計画である「ロンドン橋作戦」についての例文です。

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ロンドン橋作戦の会話例

  • またイギリスでひと騒動があったみたいだね。

  • え! 分からない、何があったの?

  • ロンドン橋作戦だよ。国家機密の情報が漏れたみたいで、国中が大騒ぎだよ。

  • それって、ヘンリー王子夫妻の暗殺計画とかって事? え、エリザベス女王の国葬の作戦なのね。

知人男女による「ロンドン橋作戦」についての会話です。女性の方がまったくこの話題を知らず、見当違いな発言をしています。

ロンドン橋作戦の類義語

「ロンドン橋作戦」の類義語には、「ダウンフォール作戦」「インパール作戦」「オリンピック作戦」などの言葉が挙げられます(これらはアメリカ軍の戦時下での作戦名です)。

ロンドン橋作戦まとめ

「ロンドン橋作戦」はまるで戦時下の軍事作戦のように思われますが、高齢となったエリザベス女王の不測の事態に備えたイギリス政府による国葬などの行動計画の暗号名です。備え有れば憂いなしと言いますが、それがメディアにリークされるようでは国民も気分良くなく不快に感じるでしょう。最高機密とされるこんな情報すらも現在は丸裸にされるのだから、日本も同様な事がないように細心の注意を払うべきです。

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