「リージョナリズム」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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リージョナリズム(Regionalism)

グローバリズム、という言葉はそれなりにポピュラーですが、それに関連する言葉としてリージョナリズムという言葉があります。皆さんは聞いたことがあるでしょうか?
英語の「〇〇イズム」という言葉はたくさん日本に流入してきており、いろいろ聞いているとわからなくなってきます。
この記事では、リージョナリズムの意味について説明します。

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リージョナリズムの意味

リージョナリズムとは「地方主義」または「地域主義」と言われる用語です。
意味は使い方によって微妙に変わってきます。
リージョナリズムはグローバリズムとナショナリズムの間にあるような意味合いを持っています。
グローバリズムは「世界を国を超えた共同体として見る思想や運動」を意味する用語。対して、ナショナリズムは「個人の国家への帰属意識を高める思想や運動」を意味します。
リージョナリズムは、グローバリズムほどではないが、ナショナリズムのように一国家ではなく、国を超えた地域的な連帯・つながりを強めようという考え方・運動のことを指します。
一番わかりやすい例でいえば、EUが挙げられます。EUは世界規模ではないが、一国家にとどまらずヨーロッパで形成された地域統合体です。
その他、東アジア共同体、アフリカ連合、東カリブ諸国機構など、地域レベルでの統合体や経済圏形成もリージョナリズムと言えるでしょう。

リージョナリズムの由来

リージョナリズムは英語のRegion(地域)+ism(主義・主張)が合わさってできた言葉です。

リージョナリズムの文章・例文

例文1.アジア地域でのリージョナリズムにおいて、APEC(アジア太平洋経済協力)が1つの例として挙げられる 例文2.リージョナリズムは、広義ではグローバリズム、ナショナリズムどちらとも重なる部分がある例文3.中国はリージョナリズムを超える動きで世界に働きかけている 例文4.世界最大のリージョナリズムはEUだ 例文5.開かれたリージョナリズムは、世界のグローバル化健全に補うことができる
地域単位のリージョナリズム同士が相互関係を結んでいくことで、グローバリズムも進むと言えるでしょう。

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リージョナリズムの会話例

  • 最近のアメリカは、ナショナリズムを変に刺激していけないな。

  • そうは言っても、カナダとの関係は相変わらず良好だし、ナショナリズムのイメージが先行しすぎている面はあるわね。逆を言えば、中国は他国との関係を強めているように見えて、独裁的な支配を広げているとも取れるわ。

  • 確かにそうだな。けれど、アメリカが世界の警察を辞める、というのは、やっぱりそういう意味でも危険なことだと思う。リージョナリズムに偽装したナショナリズムが横行することになる。

  • なるほどね。世界的規模でのナショナリズムの促進を危惧しているわけね。

アメリカを軸に、世界の情勢を話し合っています。アメリカは常に世界の中心ですね。

リージョナリズムの類義語

前述したように、グローバリズム、ナショナリズムなどが挙げられます。

リージョナリズムまとめ

リージョナリズムはその性格上、定義が難しい言葉です。今後使われているときも、文脈に注意して聞くようにしましょう。

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