リプライ(Reply)

「リプライ」とは「電子メールやTwitterLINEなどのSNSで使われる用語で、相手からのメッセージに返信したり引用する事」です。元々「リプライ」は返信や返事といった意味合いを持つ言葉でしたが、それがネットやメールが普及するようになるとIT用語として使われ始め、現在はSNSでは特に略した「リプ」という形で用いられています。それでは詳しい解説を始めさせて頂きます。

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リプライの意味とは

「リプライ」の意味は以下の通りとなります。
(1)直訳すると、回答・返事・反応・応答などの意味。
(2)電子メールやTwitterは相手メッセージへの返信、LINEは相手メッセージを引用する事。
(3)ネット掲示板などで相手の発言に対して返答をする事。
(4)略した「リプ」や「レスポンス」(レス)も同義。
「リプライ」は英語表記「reply」で、直訳すると「応答」「回答」「返信」「反応」となります。それがネットやパソコンが普及し電子メールが広く使われるようになると、メッセージを送った相手への返信を「リプライ」と言うようになります。例えば、知人からメールが来ていたが回答するのを忘れていた場合は「リプライをしていなかった!」となります。また、不特定多数が書き込むネット掲示板で相手の発言に返答して自分の意見を書き込む「レスポンス」や略した「レス」も、「リプライ」と同じ意味合いです。その後、新しく登場したTwitterLINEなどのSNSでは「リプライ機能」が備わっていたりして、より便利になっていたり、またそのSNS毎に微妙に違いがあるので、必ずしも返信や返答とはなりません。特にLINEの場合はやや複雑で相手メッセージへの返信は「メンション」、「リプライ」は相手メッセージの引用となります。若者などは「リプライ」を略して「リプ」と使うのが一般的で、さらに派生した言葉である「リプ返」「初リプ」「空リプ」などを普通に使っています。
 ・リプ返…リプライに対して返事する事
 ・初リプ…初めてその人にリプを送る事
 ・空リプ…空中リプライの略でTwitterにおけるリプライ機能ではなくタイムラインで発言する事

このように本来はメッセージに対する返信をするのが「リプライ」ですが、最近は電子メールでやり取りする人が少なくなり、代わりにSNSを使ったやり取りが主流となった事で「リプライ」も意味合いが変化しています。また、実際の使い方としては「リプありがとう」「リプに感謝」「リプ嬉しい」など知人友人だけでなく見知らぬ相手にも気軽に使われます。

リプライの由来

「リプライ」の由来は残念ながら不明ですが、”Re”は「「繰り返し」「再び」「反対」、”Ply”は「働かせる」「励む」「営む」などで、これを合わせて返信や回答といった意味合いになります。日本ではネットが普及する1990年代後半頃から普及し始め、当初は電子メールでの返信で用いられていました。

リプライの文章・例文

例文1.短気なので不快なリプライが来てもイライラするし、リプライが遅くてもバカにされていると思ってまたイライラする。
例文2.スマホを持たない両親はリプライなど当然知らないが、生活を送る上ではまったく不便を感じていない。
例文3.妻にリプライするのを忘れて、家に帰るなり怒られた。
例文4.反抗期の娘はメッセージを送っても一向にリプライをしてこない。
例文5.運営している料理ブログにメッセージが来たので、「リプライさせて頂きます」と再び返信を送った。
日常生活での「リプライ」を使った例文パターンです。

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リプライの会話例

  • 質問者アイコン

    どうしたの? 面倒くさそうな顔をして。

  • 回答者アイコン

    上司から頻繁に連絡が来るんだけど、その殆どは仕事に関係ない事ばかりなのよ。

  • 質問者アイコン

    ん、という事は?

  • 回答者アイコン

    私を誘っているんだけど、それを上手く断るのが面倒でね。でもリプライしないで無視する訳にもいかないし…、本当にスマホってこういう時に不便よね。

知人女性が上司から誘われてばかりで、嫌気を差しています。

リプライの類義語

「リプライ」の類義語には、「アンサー」「答申」「巻き込みリプライ」「リツイート」などの言葉が挙げられます。

リプライの対義語

「リプライ」の対義語は厳密にはありませんが、”返信”の対義語は「往信」、”返答”の対義語は「質問」となります。

リプライまとめ

「リプライ」は電子メールやTwitterなどのSNSで使われる言葉で、主にメッセージに対する返信を送る事です。若い人達は略した「リプ」や同義である「レスポンス」を略した「レス」として使う事が多く、また「リプありがとう」といった風に割と気軽に使われる傾向があります。

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