リクラブ

「リクラブ」と聞いてすぐに意味が分かる人は、恐らくほとんどいないでしょう。国語辞典や広辞苑等には掲載されておらず、どのような場面で使うのか見当もつかないかもしれません。実は昔からあった事だとは思いますが、最近の若者言葉として広がった言葉です。そんな「リクラブ」の意味や由来について、解説していきます。

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リクラブの意味とは

「リクラブ」とは就職活動を通して恋愛関係になることを表す言葉です。「リクルートラブ(recruit love)」を短縮して使われている言葉となります。リクラブという言葉こそ知らなかったとしても、実際に就職活動中に同じ会社の説明会やインターンで顔を合わせた異性に対して好意を抱いた経験がある人は少なくないかもしれません。

リクラブの由来

就職活動における恋愛という意味から推測できるかもしれませんが、リクラブは「リクルートラブ」の略語です。リクラブという言葉が誕生したのは2008年とされており、意外と歴史があることに驚きます。近年はリクラブのように、あらゆる事象に対し独自の名称を与えることが特に若者の間においては増えているようです。

リクラブの文章・例文

例文1.リクラブする就活性が増えているようだ
例文2.リクラブしても、その後は短命に終わる可能性が高い
例文3.リクラブがきっかけで結婚した
例文4.第一志望の企業に採用されることが一番だが、リクラブも少し期待している
例文5.就活中はみんなスーツを着用しているので、リクラブに陥る気持ちもわからなくはない
リクラブという言葉は、恐らく就職活動前もしくは活動中の学生間で使われる頻度が最も高いでしょう。人によっては口に出して言う機会が一生ないかもしれませんが、意味だけでも知っておけば会話がスムーズに進むメリットはあります。

リクラブの類義語

リクラブとよく似た意味を持つ言葉は、「職場恋愛」が挙げられます。職場恋愛はすでに入社した後に同じ職場内で恋愛をすることなので、リクラブとはタイミングが少しずれがあります。リクラブで始まった恋愛が続き、双方とも同じ会社に入社すれば、その後は職場恋愛と呼ばれることになるでしょう。

リクラブまとめ

就職活動という孤独な戦いの中において、同じ場に居合わせた就活生と不安を共有し打ち解けることや同じ目標に向かって、進んでいることから共通点も増えて、魅力的に見えるなどの理由から、リクラブに繋がりやすいようです。今後はリクラブがきっかけで結婚したという若者も増えそうです。

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