「ミサンドリー」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ミサンドリー(misandry)

「ミサンドリー」とは「男性を憎んで嫌うこと」です。フェミニズムの一種と捉えられることがありますが、実際にはフェミニズムとは全くかけ離れたものです。一種の男性への性差別も言われて物議を醸しています。今回はそんな「ミサンドリー」を解説していきます。

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ミサンドリーの意味とは

「ミサンドリー」の意味は以下の通りです。
(1)男性を憎んで嫌うこと
(2)男性への差別
(3)女性が男性よりも優位であるという思想
「ミサンドリー」の例としては「男性は全て女性を性的な目でしか見ない」や「全ての男性は女性を下に見ている」といった主張です。確かにこのよう思考を持った男性もいますが、全ての男性に当てはまるわけではなく「ミサンドリー」は男性を一つのカテゴリーに当てはめて全ての男性を批判するのが特徴です。
「ミサンドリー」という言葉が出てくるとフェミニズムのようなものと考える人もいますが、実際にはフェミニズムは男女の社会的権利の平等を主張しており、「ミサンドリー」は男性は女性よりも劣っていることを訴える男性差別です。しかし、近年のSDGsの流行によってフェミニズムが注目を浴びると、フェミニズムであるかのように主張する人が出てきました。

ミサンドリーの由来

「ミサンドリー」の由来は、英語の「misandry」からです。「misandry」はギリシャ語で差別を表す「miso」と男性を表す「andr」からできた言葉です。

ミサンドリーの文章・例文

例文1.最近はフェミニストと自称するミサンドリーがネットを中心に増えてきた。
例文2.無意識に男性を批判するようなミサンドリーも中にはいる。
例文3.最近の掲示板ではミサンドリーとフェミニズムを混同させて、結果的にフェミニズムを批判する人が増えている。
例文4.ミサンドリーの人たちは女性の権利向上の目的で活動している。
例文5.女性の権利を向上させたいという思いが空回りしてしまうとミサンドリーとなる可能性がある。
「ミサンドリー」を使った例文です。

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ミサンドリーの会話例

  • 日本は世界でも女性の管理職の割合が少ない国の一つなんだって。

  • そんなの当然じゃない。この社会は全ての男性の地位を上げるために女性を搾取してるんだから。

  • 言ってることは間違いじゃないけど全ての男性がそうとも限らないよ。今の発言だとミサンドリーと捉えられてもおかしくないよ。

  • そんなことを言う前にあなたは家事の一つくらいしたら。

お互いの主張をする夫婦間での会話です。

ミサンドリーの類義語

「ミサンドリー」の類義語には、「 男性嫌悪(だんせいけんお)」「男性憎悪(だんせいぞうお)」「クソフェミ」などの言葉が挙げられます。

ミサンドリーの対義語

「ミサンドリー」の対義語には、「ミソジニー」「女性差別」などの言葉が挙げられます。

ミサンドリーのまとめ

掲示板やTwitterを中心にフェミニズムの議論がされる際は、過激な男性差別である「ミサンドリー」の人たちが現れます。フェミニズムは社会的にもっと議論されるべきことですが、「ミサンドリー」の人たちによってフェミニズムの議論を行いことがあまり良くない風潮があります。男女平等を考える上でフェミニズムは一人一人が向き合っていかなければいけない内容です。

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