「ポスプロ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ポスプロ(Post Production)

「ポスプロ」とは「テレビ番組やドラマなどの映像編集に関する仕上げ作業」です。今では素人がスマホで撮影した動画ですら上手に編集してアップする時代なのですから、テレビ番組などはそれこそ職人のようなプロの映像編集者が時間を掛けて作っていると想像できますよね。そんな映像編集や関連する諸々の仕事などが「ポスプロ」です。

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ポスプロの意味とは

「ポスプロ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)正式名称「ポストプロダクション」の略語で、テレビ番組やCMや映画やドラマに近年ではネット動画などの映像を仕上げる工程やそのような作業を担う会社の呼び名。
 (2)映像の編集作業などを指す専門用語で、映画やドラマやネット動画などの撮影後に行う完成作品にするまでの総称。また、映像制作会社や作業をするスタジオの呼び名でもある。
 (3)「ポストプロ」も同義。
「ポスプロ」は正式名称「ポストプロダクション」(英語表記「Post Production」)の略語で、直訳すると「映像の編集」「撮影後の編集作業」といった意味になります。ドラマや映画撮影などではいくつもの撮影を繰り返し、そこから編集をして定まった時間内の完成作品に仕上げる必要があります。この編集作業をするのが「ポスプロ」ですが、そこには音響や字幕にナレーション入れなど膨大な仕事があるので、通常は専門の学校に入るなどスキルを学びそこから映像制作会社などに入って作業を覚えるある意味で特殊な職人のような世界です。ですから、これまでは芸能や映像業界関係者のみが使用する専門用語だったのですが、近年はYouTubeなど素人でも動画編集をするのが当たり前になったので、同じようなプロ感覚で「ポスプロ」が使われるようになっています。ですから、映像などの専門家による仕上げの編集作業は「ポスプロ」ですし、素人によるYouTube動画編集も「ポスプロ」、また制作会社やスタジオなども「ポスプロ」と呼ぶ場合もあります。

ポスプロの由来

「ポスプロ」の由来は残念ながら不明です。また文献なども残されていないので、いつ頃から使われ始めたのか分かっていません。補足として、映像の歴史はエジソンが1889年に映画上映の装置を発明したのが始まりで、その後1895年に「映画の父」と呼ばれるフランス人の映画発明者・リュミエール兄弟が映像編集を編み出したとされています。

ポスプロの文章・例文

例文1.学生時代に友人とポスプロのバイトをしていたが、社員はいかにも普段から芸能人と仲良くしています的なアピールをしていてとても煩わしかった。
例文2.テレビが退屈だからとYouTubeがブームになったはずなのに、なぜ素人の投稿者はどいつも若手お笑い芸人のような口調の動画をポスプロするのか理解に苦しむ。
例文3.AIが導入されると将来的には多くの仕事が無くなるそうだが、ポスプロのスキルがあれば世界中で仕事にありつけるかも知れない。
例文4.ニュースやスポーツなど生放送ではポスプロもトラブルがつきものだろう。
例文5.ハリウッドの大作映画のポスプロなら1作品に関わっただけでも、日本では鼻高々で仕事オファー舞い込んできそうだ。
「ポスプロ」を使った例文となります。

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ポスプロの会話例

  • やっぱこれからは映像分野が伸びると思うんだよ。

  • それってテレビとかネット動画の事?

  • そうそう。だから俺はポスプロのスキルをもっと磨くつもりだよ。

  • YouTubeの投稿動画って事でしょう。今でも素人レベルを超えている動画なのに、もっと磨くって凄いバイタリティだね。

将来を見据えてYouTubeなどの動画の品質レベルを高めようと躍起になっている男性と知人女性の会話です。

ポスプロの類義語

「ポスプロ」の類義語には「エディター」「カラリスト」「CGクリエイター」「ミキサー」「ナレーター」「映像編集者」などの言葉が挙げられます。

ポスプロの対義語

「ポスプロ」の対義語には「プリプロダクション」などの言葉が挙げられます。

ポスプロまとめ

テレビ番組やドラマにネット動画といった映像全般に関する編集作業が「ポスプロ」です。通常は撮影後の映像の仕上げの編集作業を指す事が多い業界用語ですが、そのような業務内容の会社などを「ポスプロ」と言う事もあります。また、「ポスプロ」は仕事内容が多岐に渡り、映像編集ではナレーションや効果音を入れたり、或いは営業からスタッフ管理といった諸々の仕事までも含める場合もあります。

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