「ボンクラ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ボンクラ(ぼんくら)

「ボンクラ」は中高年にとっては懐かしい響きであり、冗談や人を貶す際に時々使われる、ある意味で親しみも感じられる言葉とも取れます。若い年代にとっては何となく知っているけど、普段は使う事がない言葉ではないでしょうか。また、地方の方言と勘違いをしている人もいると思います。そんな「ボンクラ」について、詳しい解説をさせて頂きます。

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ボンクラの意味とは

「ボンクラ」の意味は以下の通りとなります。
(1) 頭の回転が鈍い・遅い、ぼんやりしている人。
(2) 頭が悪い、バカ、間抜けなど。
(3) 要領が悪い、見通しが悪いなど。
要するに、人より頭が悪い人や鈍い人、ぼんやりして行動なども襲い人を貶す文句として「ボンクラ」が使われてきました。他にも、だらしがない人や適当な人、或いは仲が良い友人同士なら親しい意味を込めて「ボンクラ」と使う事もあります。

ボンクラの由来

「ボンクラ」は漢字にすると「盆暗」となります。元々は博打(賭博)用語で、サイコロを振る丁半博打である「盆」で読みが悪く負ける人、賭け事に弱い人に対して呼ばれるようになり、今では間抜けやバカなどとして使われています。これ以外にも、お盆の時期である夏に造られる蔵を「盆蔵」(ぼんくら)と呼び、それが由来とする説もあります。
また、新潟県田上町の方言にも「ボンクラ」があり、使い方はほぼ同じですが、「知能が低い」とより強調する違いがあります。

ボンクラの文章・例文

例文1.勉強をしないで大学受験も失敗した僕は、ボンクラなんだろう。
例文2.昔は稼ぎが悪い亭主は、ボンクラと陰口を叩かれたものだ。
例文3.ボンクラと自負する俺の趣味は、博打と酒だけだ。
例文4.ボンクラとバカにしていた小学校の友人が、今では弁護士になっている。
例文5.私がボンクラなら、日本社会全体もボンクラだろう。

相手を貶す意味があるので、無暗に使う言葉ではないですが、自分を卑下する際に自ら使う事もあります。

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ボンクラの会話例

  • ボンクラって元は博打用語だったんだね。

  • そうだよ。サイコロの丁半博打が由来とされているよね。

  • でも、丁半博打って当たり外れが50%の確率でしょう。それに運次第。じゃあ、ボンクラも実はそんなに悪い言葉に感じないね。

  • そう言われると、そんな気がするね。でも、その50%の確率で負け続ける人がボンクラなんじゃないかな(笑)

「ボンクラ」の由来とされる、丁半博打についての会話内容です。

ボンクラの類義語

「ボンクラ」の類義語には、「愚か者」「空け者」などの言葉が挙げられます。

ボンクラまとめ

「ボンクラ」にはバカや間抜、ぼんやりしているなど、人をバカにする意味が込められています。最近はあまり使われる頻度が少ないですが、それでも中高年世代ではまだまだ一般的な言葉となっています。由来は諸説ありますが、博打用語の丁半博打から来た説が一般的です。

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