「プリウスミサイル」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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プリウスミサイル(Prius missile)

プリウスミサイル、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
2019年4月19日、豊島区南池袋で大規模な交通事故が発生しました。事故を起こした運転手は80代の男性。乗っていた車はトヨタのプリウスでした。100キロ以上のスピードでごみ収集車に突っ込んでいき、その間に12人の歩行者をはね、内2人は死亡。原因は認知症によるアクセルとブレーキの踏み間違えではないかと言われています。
また、2019年6月3日大阪市此花区のスーパー近くで、歩道にプリウスが突っ込むという痛ましいい事故が起こりました。子供2人と大人2人が怪我をし、運転していた高齢者は車から降りてわめき散らしていたとの情報も。体の自由が昔ほどきかないという事実に向き合えていない高齢者が起こす事故はほんとうに悲惨ですね。
プリウスミサイルとは、このような危険極まりない自動車事故に関連した言葉です。この記事ではプリウスミサイルについてまとめてみました。

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プリウスミサイルの意味とは

プリウスミサイルとは、「交通ルールを無視した危険運転による事故」「非常識な車での事故」を意味する言葉です。
小学生の列に突っ込む、高速道路を逆走する、悪質な「あおり運転」、またコンビニに車ごと突っ込んでしまうなど、それらの事故を総じてプリウスミサイルと呼びます。

プリウスミサイルの由来

プリウスミサイルの由来は、トヨタのプリウスによる事故が目立つからです。
ただし、プリウスによる事故だけをプリウスミサイルと呼ぶのではなく、単純に非常識な車での事故を指して呼びます。
2016年に福岡で起きたプリウスタクシーの暴走事故(10人のうち3人が亡くなり、7人も重軽傷を負う)をきっかけにさまざまなところでプリウスの大事故の報道が目立ち始めました。プリウスは単純に人気車種ということで販売台数が非常に多いため、事故が目立ってしまうのでしょう。プリウスのシフトレバーがわかりづらいのが事故の原因ではないか、などと言われたりもしますが、これはいくらなんでもこじつけの可能性が高く、原因ははっきりとわかりません。
また、最近は事故を起こす年齢に注目されており、高齢者ドライバーが事故を起こしているという見方が多くなってきました。ここ最近では、高齢者の運転免許証の自習返納をするように推奨する声も大きくなり、高齢者が運転することに対して厳しい風潮になってきました。

プリウスミサイルの文章・例文

例文1.またニュースでプリウスミサイルを取り上げていた
例文2.普通に運転していれば、プリウスミサイルなんてありえない
例文3.プリウス好きとしては、プリウスミサイルという言葉はあまり聞きたくない
例文4.プリウスミサイルの現場を見かけてしまった
例文5.居眠り運転してプリウスミサイルしないように
ミサイル、というだけあって、被害の規模も小さくありません。人の命を奪う危険性のある事故はくれぐれも避けたいものです。

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プリウスミサイルの会話例

  • テレビ、見た? またコンビニに車が突っ込んだんだって。

  • そうなの?確か、プリウスミサイルっていうのよね。ほんと、なんでそんな事故が起こるのか、理解できないわ。

  • しかもそのコンビニ、うちの近くだよ。

  • えー、勘弁してよ。けが人が出ていないといいけれど。

自動車事故、特にプリウスミサイルのような事故は決して目にしたくはないですね。

プリウスミサイルの類義語

プリウスミサイルは独自に作られた造語です。類義語のようなものはありません。敢えていうならば「暴走老人」が挙げられるでしょう。

プリウスミサイルまとめ

ここまで、プリウスミサイルについて見てきました。高齢になるにつれ、どうしても体のとっさの動きというものが鈍くなってきます。「自分はまだまだ大丈夫」という気持ちはいったん忘れ、客観的な規格というものを意識したほうがいいでしょう。また、高齢者に関わらず一瞬の気のゆるみがこのような悲劇的な事故をもたらします。「自分は起こさない」とおごらず、常に気を付けた運転を心がけたいものです。

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