ビクトリーロード(Victory Road)

「ビクトリーロード」とは「ラグビーW杯2019で誕生した日本代表の応援歌であり、また山頂を目前に控えた山道の比喩表現」です。一見するとアニメや漫画のタイトルのようですが、そもそもは英語をカタカナ語にしたところがあるので、明確な意味というよりは造語的に当て嵌めてしまう事も可能です。しかし、通常はラグビーや登山に関連した言葉と理解されています。

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ビクトリーロードの意味とは

「ビクトリーロード」の意味は以下の通りとなります。
 (1)ラグビー日本代表を応援するチームソングで、ラグビーW杯2019の開催に合わせて「カントリーロード」の歌詞を変えて誕生した応援歌。
 (2)山頂を目前に控え感極まった登山者が山道を比喩した表現。
 (3)英語表記「victory road」の直訳「勝者の道」「勝利への道」から、スポーツや勝負事などで勝つための方法や過程で使う表現。
「ビクトリーロード」は英語表記「victory road」から、「victory」は「勝利」「優勝」「征服」、「road」は「道」「道路」「街道」「通り」、主な意味は上記のように様々なものがあります。ですから会話や文脈の前後内容や行間から意味を理解する必要がありますが、基本的にはラグビー日本代表のチームソングか登山用語で山頂目前の山道となる場合が多いです。それ以外では楽曲タイトルやゲームタイトルなどの場合もあり一概にこれとは言えませんが、直訳すると「勝利への道」となる事から比喩表現として例えば運動部などが優勝するまでの過程として用いられる場合も多々あります。

ビクトリーロードの由来

ラグビー日本代表のチームソングとしての「ビクトリーロード」の由来はアメリカ人シンガーソングライターのジョン・デンバーが1971年に発表した大ヒット曲「カントリーロード」からで、ラグビー日本代表には帰化選手も多い事から外国ルーツの選手にも馴染みがある曲として「カントリーロード」の歌詞を変更したものが「ビクトリーロード」となり、ラグビーW杯2019の予選2戦目(2019年9月28日)の対アイルランド戦のスクラム時にスタンドのファンが合唱したのが始まりとされます。

ビクトリーロードの文章・例文

例文1.ラグビー好きの息子は花園を目指した後は代表入りをして、観客が歌うビクトリーロードに感動したいそうだ。
例文2.地元の小さな山でもビクトリーロードを歩くと思わず感極まるのだから、これが富士山なら泣き出しそうだ。
例文3.万年弱小チームが奇跡の優勝を成し遂げて書籍化や映画化されたら、ビクトリーロードといったタイトルやサブタイトルがよく付けられる。
例文4.近所には貧乏人にもビクトリーロードな夢を与えてくれるパチンコ屋があったが、コロナ不況で倒産してしまった。
例文5.私の人生、何をやってもうまくいかずビクトリーロードを歩くのとは無縁だが、不思議な事にまったく悔しくないほど感覚が麻痺している。
「ビクトリーロード」を使った例文となります。

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ビクトリーロードの会話例

  • 質問者アイコン

    その荷物じゃダメだよ。山登りを舐めてるって。

  • 回答者アイコン

    嘘ー。だって明日は晴れるんでしょう。荷物はとくに持っていくものはないでしょう。

  • 質問者アイコン

    そんな事じゃビクトリーロードを拝む前に体調不良で下山するよ。いざという時に備えて、雨合羽とか持っていかないと。

  • 回答者アイコン

    ふふふ。レインウェアね。レインウェアを雨合羽ってお爺ちゃんみたい。

山登りを明日に控えた恋人同士の会話内容です。

ビクトリーロードの類義語

「ビクトリーロード」の類義語にはスポーツの応援歌としてサッカー日本代表「日本オーレ」、野球日本代表「チャンス侍」「スーパースター」などがあります。

ビクトリーロードの対義語

「ビクトリーロード」の対義語はありません。補足として日本では馴染みありませんが敗者の場合は「loser's way」(敗者の道)などと言います。

ビクトリーロードまとめ

ラグビー日本代表の応援歌や山頂直前の山道などを「ビクトリーロード」と言います。直訳すると「勝利の道」となり縁起が良い言葉として比喩としても多用されますが、一般的にはこの2つが代表的な使い方ではないでしょうか。

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