「トマト祭り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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トマト祭り(とまとまつり)

「トマト祭り」とは「老若男女がトマトを投げ合い体中がトマトだらけになるスペイン・バレンシアの大規模イベント」です。日本の真夏のイベントといえばお祭りでありお盆の墓参りぐらいですが、陽気な人が多いスペインは数万人がトマトをぶつけ合うのですから、やる事もスケールが大きいと改めて思い知らされますね。トマトの収穫を祝うという名目もありますが、その実態は単にトマトをぶつけ合うという至ってシンプルだからこそ老いも若きも熱狂するようです。

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トマト祭りの意味とは

「トマト祭り」の意味は以下の通りとなります。
 (1)トマトの豊作を願ったり、或いは美味しいトマト料理などが振る舞われトマトグッズなどが販売されるイベントの総称。
 (2)スペイン・バレンシア州で毎年8月の最終水曜日に開催される収穫祭「ラ・トマティーナ」の事で、地元住民など2万人が参加して互いにトマトを投げ合う事から「トマト戦争」とも呼ばれる世界最大のユニークなトマトイベント。
「トマト祭り」には明確な定義がないのでトマトに関連する祭りやイベントなら何でも当て嵌まりますが、広く一般的にはスペイン・バレンシア州ブニョールという静かな田舎町で毎年8月の最終水曜日に開催されるトマトの収穫祭「ラ・トマティーナ」となります。この「ラ・トマティーナ」には地元住民だけでなく外国からも参加者が集まり、以前は見物客も含めると5万人以上ほどが集結していましたが、現在は規制されて2万人が狭い路地で100トンものトマトをお互いに投げてぶつけ合います。その光景はユニークというよりも異様でもあり、始まって数分もしないで誰もがトマトで体中が赤色になる事から別名「トマト戦争」とも呼ばれます。しかし、参加者は笑顔で大の大人が日頃のストレス発散もかねてバカをするのが大変好評で、今ではスペインを代表する「トマト祭り」として日本でもニュース番組で必ず取り上げられるほどお馴染みになっています。ちなみにかつては無料でしたが現在は参加費が1人10ユーロとなっています。

トマト祭りの由来

スペインの「トマト祭り」は1945年頃に始まったとされ、当時の若者達の喧嘩から発展したと伝えられています。それから毎年8月に無料で開催され続けましたが、2013年から完全予約制の1人10ユーロの料金が掛かるようになりました。

トマト祭りの文章・例文

例文1.トマト祭りを真似て、自分も風呂場で発泡酒を頭から浴びる清めをボーナス支給日に行っている。
例文2.批判する声もあるトマト祭りだが、開催中止になればそれこそ地元は大問題だ。
例文3.いつか本場スペインのトマト祭りに参加するのが夢だ。
例文4.妻とはトマト祭りで知り合い結婚をしたが、数年後に離婚をしてから1人でトマト祭りにするようになり、悲しみと怒りを見ず知らずの他人にトマトを投げて発散する。
例文5.トマト祭りの映像を見ると、これが本場欧州人の陽キャラなんだと実感する。
「トマト祭り」を使った例文となります。

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トマト祭りの会話例

  • それにしても、トマト祭りは凄い迫力だなー。

  • 普通の人はW杯やオリンピックで大画面テレビに買い替えるのに…、あなたぐらいよ。トマト祭りが観たくて大きなテレビを買う人は。

  • まあいいじゃない。8Kの大画面でトマト祭りを観ながらレッドアイを飲むのが至福なんだよ。

  • はいはい。トマトビールの事ね。

「トマト祭り」を大画面テレビで観ながらレッドアイを飲むのが楽しみという会話です。

トマト祭りの類義語

「トマト祭り」の類義語には同様の食べ物の収穫などを祝うユニークな祭りとして、イタリア「オレンジ祭り」、ドイツのビール祭り「オクトーバーフェスト」、中国「みかん祭り」、愛媛県「みかん祭り」などの言葉が挙げられます。

トマト祭りの対義語

「トマト祭り」の対義語はありません。補足として「トマト」を「野菜」とするなら対義語は「肉」、「祭り」の対義語は「お通夜」「葬儀」などになります。

トマト祭りまとめ

毎年スペインのバレンシアで開催され真夏の風物詩となっている参加者がトマトを投げ合うイベントが「トマト祭り」です。狭い路地裏のような場所で参加者は男女を問わず体中がトマトで真っ赤になるのが醍醐味となり、年々大きな盛り上がりを見せています。もちろん投げ合った後は地元の美味しいトマト料理を食べられるので、観光客からも好評を得ています。

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