「デッドクロス」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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デッドクロス(dead cross)

「デッドクロス」とは、FXや株取引を始めたばかりの初心者が最初に試す取引方法の一つです。対になる「ゴールデンクロス」と合わせて、これから相場が下落する兆候を「デッドクロス」と呼びます。もちろん、絶対にそうなる訳ではないですが、迷信めいたサインとして信じられているのも事実です。それでは、詳しく解説をさせて頂きます。

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デッドクロスの意味とは

「デッドクロス」の意味は以下の通りとなります。
(1)株やFXのテクニカル分析で用いられる代表的な移動平均線を利用した売買サイン。
(2)長期と短期の2本の移動平均線の内、短期の移動平均線が下落し、長期の移動平均線を下に突き抜けるような動きとなった時、その交差する動きから「デッドクロス」と呼ばれ、これから相場が下落する前兆のサインとして「売りサイン」とも言われる。
(3)「デッドクロス」の反対で、短期の移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けるようになったものを「ゴールデンクロス」(golden cross)と呼び、これから相場が上がるサインとして「買いサイン」とも呼ばれる。

株やFX取引には様々な手法があり、単純なものから複雑なものまで何十から何百通りも用意されています。それらをそのまま素直に利用したり、またいくつも組み合わせて独自な手法にするのも個人判断ですが、いちばん有名で特に初心者が最初に導入するとされるのが、テクニカル分析の移動平均線を用いた「デッドクロス」であり「ゴールデンクロス」です。「デッドクロス」になれば、株価や為替レートは下落すると予想され、売りサインや売りシグナルが出たと一般的には言われる状態です。反対に「ゴールデンクロス」になれば、株価や為替レートが上がっていくので、買いサインや買いシグナルと言われます。では、これらの状態になれば、その通りに取引をすれば誰もが簡単に儲けられると思われますが、当然ながらそのような事にはなりません。なぜなら、移動平均線とは、ある一定期間の平均値を線にしたものであり未来もその通りに動くとは言えないので、将来を示す絶対的なサインなどは投資世界に存在しないからです。だから、投資には”騙しサイン”には注意という喚起も多く、「デッドクロス」で売り注文を入れても、その後は反対に上がってしまった。後から、あのサインは騙しだったと嘆く投資家が後を絶たないのです。

デッドクロスの由来

明確には「デッドクロス」の起源とは言い難いが、移動平均線の発明者であり、それを用いた有名な投資手法「グランビルの法則」の考案者が、アメリカ人アナリストで投資家のジョゼフ・E・グランビル氏です。移動平均線が上向きで、株価がそれを上回るようになったら「買いサイン」となり、反対になると「売りサイン」です。当初は株価で使用され、後に為替(FX)にも応用したとされています。

デッドクロスの文章・例文

例文1.デッドクロスだと気付かずに買い注文を入れ、大損をしたのは今でも苦い思い出だ。
例文2.デッドクロスの反対はゴールデンクロスで、この二つを利用するのは投資の王道手法である。
例文3.デッドクロスでも、敢えて逆に買い注文を入れる方法もある。
例文4.デッドクロスを極めるなら、移動平均線の期間が大事だ。時間や日数の値をどれぐらいにするか、そこが試される。
例文5.株取引ならデッドクロスよりも、ゴールデンクロスを意識するべきだ。それは、株はゼロサムゲームではないので、上昇を利用して皆が勝てる可能性もある。

「デッドクロス」による投資法の解説の文章となります。

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デッドクロスの会話例

  • 投資の初心者におススメできる投資法って何かありませんか?

  • それなら、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスを使ったグランビルの法則なんてどうかな?

  • 何ですかそれ? 何か投資に勝てそうなオーラがありそうですね。

  • そんなに凄いものではないけど…、投資初心者がまず最初に試す手法だよ。絶対に勝てる訳ではないけど、闇雲に取引するよりは相場全体の流れを組むから意外に良い手法だよ。それに株・FX・先物など満遍なく使えるからね。

「デッドクロス」を使ったグランビルの法則を投資初心者の男性にすすめる会話です。

デッドクロスの類義語

「デッドクロス」の類義語には、「ゴールデンクロス」「売りサイン」などの言葉が挙げられます。

デッドクロスまとめ

「デッドクロス」とは、投資家や金融・証券関係者の間では売りサイン・売りシグナルとも呼ばれる相場転換のサインの一つで、「グランビルの法則」による移動平均線を利用した最も有名な手法です。これから、相場が下げる時に「デッドクロス」となる事が多く、そこから用いられています。

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