「ストローマン論法」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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ストローマン論法(すたろーまんろんぽう)

皆さんは会議の中で「また始まったよ」という思わずため息をつきたくなるような人物に出会った事はありますか?社会人経験が長ければ長い人ほどお持ちの経験かと思います。一度その人が話出すと周りは一気にしらけて意気消沈。誰も会議に身が入らずに永遠と無駄な1人演説が始まります。実は、この「また始まったよ」と思わず言ってしまう論法には名前がついていたのです。今回はそんな「ストローマン論法」についてご紹介していきます。

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ストローマン論法の意味とは

冒頭でも紹介しましたが、皆さんの会社や友人の中にも必ず発言自体が毒という方がいるのではないでしょうか?あながち本人は自分では良い事や正当な事を言っていると考えているのでたちが悪いのですが、実はこのように議論において相対する人の意見を正しく引用しなかったり、一部だけを取り出して歪められた内容に変換してそれに対して文句をいうなど反論する論法の事を「ストローマン論法」と言います。

ストローマン論法の由来

相手の主張の中から自分の結論を言うために一部だけを取り出す事で、当然ながら意見が曲げられてしまいます。もちろん、それが間違っている主張で前提の部分がそもそもおかしいなどという場合にはそれを正す意味で部分的に抽出して指摘をする事は間違っていませんが、明らかに自分の意見を言いたいがために部分的に主張を抽出すれば当然結論はゆがんだものになります。そのように中身の無い議論になってしまうため、英語で「藁人形」を意味する「ストローマン」と掛け合わせて「ストローマン論法」と言われるようになりました。

ストローマン論法の文章・例文

例文1.得意のストローマン論法を繰り出した上司が会議の進行をめちゃくちゃにした
例文2.ストローマン論法を出された瞬間に会場の皆が一気に白けてしまった
例文3.クラスに1人は必ずストローマン論法を使う達人がいる
例文4.普段あまりしゃべらない人ほどストローマン論法を発動する
例文5.ストローマン論法は一気に会場の雰囲気を重くしてしまう
スタローマン論法は一般的な言葉ではありませんが、使い方を間違えてしまうと大変な事になりますので、注意が必要です。

ストローマン論法の類義語

ストローマン論法の類義語としては、「藁人形論法」があります。藁人形を英語で言うと「ストローマン」になる事からこのような呼び方をされています。

ストローマン論法まとめ

普段何気なく見ているあの光景には実はこのような名前がついていたのです。何となく論法というとカッコ良い感じがしますが、とんでもない論法である事は誰の目にも明らかです。そして、この論法の最もやっかいなところは当の本人があまり自覚がないという事です。あくまで自分の意見を述べるという目的があるために、本人としてはむしろ良い切り返しが出来たくらいに感じています。ストレートに言うのは気が引けるかと思いますが、事実を述べてあげる事もやさしさだと思って「先方ってこういう事を言いたいんじゃないですかね?」とフォローに入ってあげるのも大人の対応かもしれません。

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