コンセンサス(consensus)

会社という大きな組織に属していると、時々意味の不明瞭な言葉に遭遇し、思わず戸惑ってしまうシチュエーションもあるものです。今回ご紹介するのが、コンセンサスというキーワードも間違えやすい最新ワードのひとつ。コンセンサスという言葉には、どのような意味が込められているのでしょうか。できるビジネスマンのエッセンスとして、さらなる知識を深めていきましょう。

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コンセンサスの意味とは

ビジネスシーンでよく使われるコンセンサスという言葉。英語の表記では【consensus】と書きます。コンセンサスという言葉は、多くの人の意見が合う状況を指しています。反対意見よりも賛成意見の方が多いことを示しているため、満場一致で議会が採決するときにも、よく利用される言葉です。ビジネスの会議の場で用いられるほか、国会で議論がおこなわれる際に使われることもあります。

コンセンサスの由来

コンセンサスは英語から、ビジネス語に派生した言葉です。英語のコンセンサスには、一致する・合意するといった意味があるため、英語の表現が日本に輸入され、ビジネスや政治の場に広まっていったと考えるのが適切でしょう。また欧米型の企業が増えて、これまでの会議の進め方に変化があらわれてきたのも、コンセンサスという言葉が広まった背景にあります。会議でコンセンサス方式というと、参加者全員の総意にもとづいて、今後の方針が決定づけられる…というニュアンスが含まれています。

コンセンサスの文章・例文

例文1.コンセンサス方式の会議をおこなう前には、入念な下準備が必要だ
例文2.前回の社内会議で、コンセンサスをもらいました
例文3.紆余曲折があったものの、重要法案はコンセンサスされた
例文4.プレゼンでコンセンサスが取れるように、上司に相談をおこなった
例文5.会議の出席メンバーを聞いて、コンセンサスの可能性を疑った
コンセンサスという言葉には、議題に対して多くの人が賛成する・賛同するという意味があります。会議や打ち合わせの場で、スムーズなコンセンサスをおこなうためには、あらかじめ入念な根回しをしておくことも重要になります。

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コンセンサスの会話例

  • 質問者アイコン

    今週の金曜日にある会議のプレゼン…すごく緊張する。

  • 回答者アイコン

    以前の社内会議でコンセンサスをもらったんでしょう?

  • 質問者アイコン

    でも、同じ内容で良いのかすごく不安になっちゃって…どうしよう。

  • 回答者アイコン

    とにかく内容は変えないほうがいいわね。なんとかなるわよ。

昨今、使われるようになっているコンセンサスですが、政治を例にとってもあまりそのように進められないことが多くあります。コンセンサスな状況をつくるためにも、資料などの下準備などをしっかりと行いたいものですね。

コンセンサスの類義語

コンセンサスの類義語としてよく使われるのが、賛成・満場一致・合意・アグリーという言葉です。どの言葉にも会議や議会に参加している人たちが、異を唱えず賛成する状態をあらわしています。命題に肯定的なムードのあるときに使われる言葉です。

コンセンサスまとめ

最近ビジネスシーンでよくもてはやされるのが、コンセンサスという言葉です。コンセンサスという言葉には、多くの立場の人が同意する・賛成するという状況が込められています。難しい議題を満場一致で迎えるためには、会議やミーティング前の事前の根回し・下準備が必要になります。重要な会議をおこなうときには、あらかじめ多くの人と入念な打ち合わせをおこなっておき、参加者同士の意思疎通を深めておくことが求められます。

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