アサーティブ(Assertive)

「アサーティブ」とは「ビジネス現場などで積極的に導入されている、相手を尊重したコミュニケーションを取る考え」です。部下だからと威張った口調で接したり、女性だからと下に扱うのではなく、同じ職場で働く仲間として丁寧に会話をするのが「アサーティブ」であり、「アサーティブ・コミュニケーション」なのです。特に仕事現場においては、密なコミュニケーションが取れる事で生産性が上がったり、社員のストレス減少や離職者が少なくなるなどの効果が期待されています。そんな現代的な働き方改革にも通じる「アサーティブ」の解説となります。

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アサーティブの意味とは

「アサーティブ」の意味は以下の通りとなります。
(1)直訳すると積極的・自己主張などで、自分の意見や感情をはっきり伝える事。
(2)ビジネス現場における、上司と部下や同僚との信頼関係を築く密なるコミュニケーション。
(3)「アサ―ション」(Assertion)、「アサーティブネス」(Assertiveness)も同義。
ビジネス現場は近年、様々な専門用語やカタカナ語が登場して使われていますが、「アサーティブ」もその一つです。本来は上記の通り、積極的や自己主張をするという意味合いで使われる言葉ですが、それがビジネス用語や人材育成・マネジメントとして特に注目を集めています。そこでは正式には「アサーティブ・コミュニケーション」、略して「アサーティブ」となる場合が多く、積極的や自己主張ではあるが飽く迄もビジネス現場なので相手を尊重して会話をする事が求められます。要はどちらかが威張ったり主導権を握るのではなく、会話をするコミュニケーションとは本来は平等な関係を構築するべきなので、誠実・対等・率直・自己責任という「アサーティブ」の基本四原則を基にしたそうなる練習を「アサーティブ・トレーニング」と呼んでいます。より良い職場環境作りとして近年は注目を集め、上司や同僚との信頼関係が成り立つには前提として、コミュニケーションが取れているか否かが鍵となるからです。そうなると例えば相手を不快にさせるパワハラセクハラはなくなり、無駄な残業や長い会議などを無くせたりと職場や仕事の生産性がアップしたり、離職者が多くなる事も防げるのです。大企業などビジネス現場で「アサーティブ」が導入され成果を上げた事から、NPO法人など人権擁護派も「アサーティブ・コミュニケーション」の講座を全国各地で開催するなど積極的に広報活動を行っています。

アサーティブの由来

「アサーティブ」の由来は、アメリカ人心理学者のアンドリュー・ソルターが1949年に発表した著書「条件反射療法」となります。条件付き反射療法の創始者であるソルターは、自己開発として「アサ―ション・トレーニング」(アサーティブ・トレーニング)を編み出しました。

アサーティブの文章・例文

例文1.入社したての頃は学生気分が抜けなかった新人も、数年もしないでアサーティブ・トレーニングの効果があったのか一流の商社マンのような雰囲気を醸し出して頼もしい。
例文2.業績が悪かった部署にこそ、アサーティブなどを取り入れるように役員会議で提言した。
例文3.妻は常に攻撃的な態度ばかりをしてくるので、アサーティブ・コミュニケーションのコツを教えたいが、聞く耳を持たないだろう。
例文4.職場でリーダーになる器は、アサーティブを理解してどんな相手にも優れたコミュニケーションを取る能力がある事だ。
例文5.アサーティブな会話が、昨今のコロナ禍テレワークでも求められる。

仕事における「アサーティブ」を使った例文パターンとなります。

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アサーティブの会話例

  • 質問者アイコン

    最近明るくなったと思わない?

  • 回答者アイコン

    そう言われるとそうね。会社で何かあったの?

  • 質問者アイコン

    実は外部から専門家が導入されて、雰囲気悪いこれまでの職場を刷新しようとアサーティブが導入されたんだよ。おかげでギスギスした雰囲気が改善され、俺も仕事がしやすくなったんだ。

  • 回答者アイコン

    それは良かったわね。どっちにしろ、あなたには定年までずっと働いてもうらんですから、働きやすい雰囲気は大事よ。

「アサーティブ」を導入して職場環境が良くなったと喜ぶ夫と、そんな環境よりもとりあえず定年まで働き続けて欲しい妻の会話となります。

アサーティブの類義語

「アサーティブ」の類義語には、「アサーティブプログラム」「アサーティブ入試」「トークテクニック」などの言葉が挙げられます。

アサーティブまとめ

「アサーティブ」は元々はアメリカ人心理学者が提唱した心理療法で人との適切なコミュニケーションを取る重要性を説いたものです。その訓練を「アサーティブ・トレーニング」と呼び、現在はビジネス用語として新人教育や人材開発などで用いられています。「アサーティブ」の考えは上司や部下などの垣根を超えて相手の立場や意見などを尊重したコミュニケ―ションを取ると、職場の雰囲気も良くなり自然と仕事も捗り離職者も出なくなるというものです。現在は職場以外でもこの考えが共感され、人間らしいコミュニケーションを取る基本として様々なメンタルヘルスなどの非営利団体からも支持されています。

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